世の中、数多の芸人さんが存在する一方で、それに匹敵するくらい多くのギャグが存在します。しかし、世間の人々の記憶に留まるギャグは一握り。ここにもまたお笑い界の厳しさが見え隠れします。今回はそんな中でも私的に強い衝撃を受けたギャグのBEST5をご紹介したいと思います。どこか哀愁の漂う名作ギャグを、皆様もご記憶と共に振り返ってください。
第5位 「ペイッ!」&「ホッテンマッカセー!」 アダモステ(島崎俊郎)
懐かしの名キャラ「アダモステ」の雄姿は「オレたちひょうきん族」のDVDで堪能できます。 |
決して上手いことを言うわけでもなく、使い慣れた言葉を使うわけでもない。純粋に一般人では踏み込めない領域でのパフォーマンスは、半ばアイドル化した現在のお笑い界に薄れつつある「芸人」としての真髄を感じます。
第4位 「いくつになっても甘えん坊」 間寛平
永遠の少年という言葉は寛平ちゃんのためにあるのではないか。どの作品を観ても彼の魅力は色褪せません。 |
こちとら母性本能をくすぐるつもりも、可愛いキャラで売るつもりも一切ございません。ただただ泉のように湧き出る「甘えん坊」感。そして気がつけば体と口が動き、リズムが生まれて、いつの間にかギャグになってしまう必然と奇跡。こんな芸当、寛平ちゃんじゃないとできません。天性のギャグ芸人ですな。
次のページでは、3位&2位を発表します。