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嗚呼!昭和の匂いがする懐かしギャグBEST5(3ページ目)

お決まりの一言で茶の間を賑わす「ギャグ」。芸人にとってそれは大きな武器となります。しかしこの武器を手に出来るのは一握り。今回は数あるギャグの中からガイド厳選のBEST5をご紹介します。

執筆者:金田 有朋


第1位 「聞いてないよォ」 ダチョウ倶楽部

ダチョウ倶楽部の魅力が満載のDVD
3人の個性とチームワーク、そして芸人としてのキャリアを考えると、もはやトリオ界の大御所と称したい。
この1位ばかりは揺るぎませんでした。「聞いてないよォ」。わずか7文字に凝縮されたストロングバカ。バカの濃縮果汁。言い方、タイミング、表情、どれをとっても非の打ち所が見つかりません。「本当は聞いてたんじゃないの?」などと考えるのは無意味です。ネタを振る側も共演者も視聴者も、全ての人をワクワクさせるオーラたるや、凄まじいものがあります。さらに言えば「聞いてないよォ」の言葉と共に、「あ、これからダチョウがひどい目に遭うんだね。」という圧倒的お約束感は他の追随を許しません。

「ボケ」と「ツッコミ」、「ギャグは個人のもの」といったあらゆる既成概念を一瞬で打ち崩すパワーを持ったノンブレーキな3人組。若手芸人の台頭が目覚しい時代にあって非常に貴重な存在だと思います。ある意味、彼らと同じ時代にいられることを感謝したい気分です。

いやぁしかし一口に「ギャグ」といってもいろいろなタイプがありますね。振り返ってみてあらためて思うのは、どのギャグも「流行らせよう」の気持ちは無かったんだろうなぁ、ということです。等身大の自分からにじみ出た産物というか、ある種の偶然性もあるというか。それが芸人さんのキャラクターと見事にハマった時、伝播力を持つのかもしれません。いわば予測が出来ない。だからこそ、「お笑い」って奥が深いんでしょうね。しみじみ思います。

最後になりますが、さんざん「ギャグ」について書き連ねた私的に、いま一番アツいギャグは「ザ・たっち」の「ちょっと!ちょっとちょっと!」です。

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