住宅ローンの借入/住宅ローンの選び方(新規)

住宅ローンの選び方、最初に検討するのはどんなこと?

住宅購入が決まると、比較的早く住宅ローンを決めなくてはなりません。数多くの住宅ローンの中から選択するのはなかなか大変です。どのような手順で選択していけばいいのでしょうか?

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

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住宅ローン選びは金利タイプ選びから

多種多様の住宅ローンの中から自分に合ったローンを探すのは大変。でも、コツがわかれば、意外とシンプルに選べるもの。

多種多様の住宅ローンの中から自分に合ったローンを探すのは大変。でも、コツがわかれば、意外とシンプルに選べるもの。

住宅ローンは、メガバンク、信託銀行、地方銀行など多くの金融機関で取り扱っています。さらに、一つの銀行の中にも、変動金利から長期固定金利まで、いくつもの種類があり、どのローンが良いのか、選ぶのに迷ってしまうのは当然のことでしょう。

ほとんどの人が、まず「どこの銀行から借入れするのが良いか」と考えるようです。銀行から選んでしまうと、本当に自分に合ったローンに出会えないこともあります。住宅ローンを選ぶコツは、まずは自分にあった金利タイプを決めること。そうすると、とてもシンプルに選ぶことができます。

大きな流れは次のように考えられます。

1.自分にあった金利タイプを選ぶ
資金余裕度やライフプラン、自分の性格などから、自分に適した金利タイプを選びます。いくつかの候補があっても良いでしょう。

2.自分が借入れできる金融機関かどうかチェックする
例えば正社員ではないなどで、一般の銀行では借りにくい場合にはフラット35などが候補となってきます。一方、建物の基準がフラット35の基準に適合しない場合には一般の銀行での借入れに絞ることが必要となってきます。

3.返し方を検討する
特に繰上返済について考えてみましょう。毎月少しずつでも繰上返済を継続したいのであれば、自動的に繰上返済をしてくれるサービスがあるところや、1万円など少額から繰上返済ができる、繰上返済手数料が無料であることなども重要になってきます。一方、当面は繰上返済はできないので、返済中に数回まとめて行えばいいと考えるのであれば、繰上返済の利便性や手数料にはあまり重きをおく必要はありません。

金利タイプが決まったら、銀行選びは比較的簡単になります。まずは、自分に合った金利タイプの取り扱いが無い銀行は候補からはずれるからです。では、金利タイプが決まったら、どのような点を見て選んだらよいでしょうか?
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