住宅ローンの借入/住宅ローンの選び方(新規)

住宅ローンの選び方、最初に検討するのはどんなこと?(2ページ目)

住宅購入が決まると、比較的早く住宅ローンを決めなくてはなりません。数多くの住宅ローンの中から選択するのはなかなか大変です。どのような手順で選択していけばいいのでしょうか?

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

  • Comment Page Icon

同じ金利タイプで金利を比較

金利タイプを決めるとなぜ住宅ローン選びがしやすいのでしょうか?例えばあなたに合った金利タイプが10年固定であれば、いろいろな金融機関の10年固定だけをピックアップして比較します。その中で、金利が低いものを選択すれば良いのです。

ただし、金利を見る際の注意点があります。全期間固定金利であれば、現在の金利を見れば良いのですが、変動金利型や固定金利選択型の場合には、金利のチェックポイントは2つあります。

一つは現在の金利です。二つ目は例えば10年固定であれば、11年目以降の金利は、店頭金利(基準金利)からどのくらい引き下げてくれるのかを確認しましょう。

当初大幅に引き下げていても、その後の引き下げ幅が小さいものもあります。大きな傾向としては、返済期間が短ければ、より当初の金利が低い方が有利になります。しかし、金利差や返済期間によって結果は異なりますので、金融機関で試算してもらうと良いでしょう。変動金利型でも、当初5年間の引き下げが大きくなっているものもありますので確認が必要です。

諸費用の確認も忘れずに

金利や総返済額があまり変わらない場合には、諸費用を比較します。この場合には、返済額の総額と保証料、事務手数料、団体信用生命保険料(別払いの場合)などを足した支払い額のトータルを比較してみるとわかりやすくなります。

それでも、まだあまり違いがない場合には、繰上返済の利便性や手数料、その他のサービスなども含めて比較してみるとよいでしょう。

まずは、金利タイプ選びから。これが住宅ローン選びの基本です。


【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2024/3/31まで)を実施中です!

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます