太ももの裏側やヒップはセルライトができやすい場所!
約9割の女性の体にあるといわれる「セルライト」。よく耳にするのは、ダイエットの大敵であるとか、皮膚の表面に凹凸とした状態で現れる……といった悪い情報だと思いますが、今回は「セルライトの正体について」「セルライトができる仕組み」「セルライトができる原因」を詳しく解説していきたいと思います。
セルライトとは?
セルライトとは、脂肪細胞の中に老廃物が蓄積され大きく成長してしまった状態。お尻や太ももの裏側など贅肉のつきやすい部分にできる凸凹とした皮膚の状態を指した言葉です。このセルライトは、自覚しない内にどんどん進行してしまうばかりか、一度できると解消するのが難しいといわれている厄介なもの。
そこで以下からは、そんなセルライトができる仕組みについて紹介していきましょう。
セルライトができるステップ
1.ホルモンバランスや自律神経の乱れ、冷え、年齢による代謝の低下などにより血行不良が起こり、老廃物がたまりはじめる2.脂肪細胞の代謝が乱れ肥大化。脂肪細胞内に脂肪をためこむようになり、2~3倍の大きさになる
3.肥大化した脂肪細胞により、さらに血管が圧迫され血行が悪化
4.脂肪細胞同士が付着し塊に成長。老廃物もさらに溜まって、皮膚表面にも凸凹がはっきりわかる状態に
見た目にも醜く厄介なセルライトを撃退するためには、まずセルライトがどうしてできるのかその原因を把握する必要があります! 原因が把握できれば、その後の撃退方法も効率よく選べるので、自分に当てはまるものを確認していきましょう。
セルライトができる原因6つ
厄介なセルライトができる原因は様々!
1. むくみ&冷えによる血行不良
もともとむくみや冷えを持つ人は、足や手など末端の血液循環が悪い場合が多いもの。脂肪の燃焼にも悪影響を与えるため、セルライトを増大、悪化させやすい可能性があります。また、立ったままの姿勢を続けていると下半身の血行が悪くなり、セルライトになりやすくなります。
2. 運動不足の生活
デスクワークなどでほとんど体を動かさないでいると、筋肉が使われず細胞に十分な栄養素が行き渡らないため、次第に代謝機能やリンパの流れがダウン。この状態が長く続くと脂肪細胞の状態が変化し、周辺を繊維が取り囲んでセルライトが生まれる原因になります。
3. ホルモンバランスの崩れ
妊娠や更年期などで女性ホルモンのバランスが大きく変化するとき、また、月経による周期的なホルモンバランスの変化もセルライトに影響があります。さらに、ピルの服用でホルモンバランスが崩れ、セルライトの原因になることも。
4. 寝不足や不規則な生活
寝不足や不規則な生活リズムはストレスとなり自律神経の働きを乱し、代謝機能が低下してセルライトが出来やすい体質になってしまいます。
5. 喫煙や肉中心の食生活
タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、血液の流れを悪くします。また、肉中心の生活やグルメな食生活も血中コレステロールを増加させて血行を悪くしセルライトの原因に。
6. 加齢による老化現象
加齢による代謝の低下が筋力を衰えさせ、皮膚にたるみをつくり、さらに血管やリンパを圧迫してセルライトを生じさせます。
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