舞台に出ているわけだし、自分の後片付けもあるから。だから、他の組の同期生や、退団した同期生がやってくれるのです。
ただ、あまり大勢が押しかけると、楽屋は大変なことになってしまいます。特に退団者が多い時などは。
退団者1人に対してお手伝いの同期が10人来たら? 楽屋、歩けない。これは出演者の迷惑になります。
だから、まだ同じ組に同期生が何人もいる比較的下級生は、なるべくその人たちが頑張って、外からのお手伝いを少数にしたり、外からのお手伝いの人は、あまり楽屋をウロウロしないポジションに回ったりと、臨機応変にします。
もちろん同期だけじゃなく、組子のみんなが助けてくれますし。
退団者は、やらなくてはいけないことがたくさんあっても「さぁ、今日でもう宝塚とお別れだ…」とか、最後の挨拶のことを思うと、頭も体もなかなか動かなかったりしちゃいます。
だからこの日だけは女王様にでもなった気分で、同期生に甘えてもいいんです。
次に誰かが退団する時、そのお返しとして、いっぱい無償のご奉仕をすればいいのですから。
そうやって、助け合ってゆくのです。
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