1日でまわる香港旅プラン

香港

香港を効率よく味わおう

ガイドブックを片手に、あれもしたい、でもこれもしたい……と悩んでいるあなた! したいこと全部なんて無理だと諦めている人も、大丈夫。効率よくまわれば、1日でも欲張り観光ができてしまうのが香港のいいところです。今回は香港旅行のハイライトをまわる「かけ足、ウルトラ欲張り」コースをご案内しましょう。
 

9:00~ 朝粥

まずは朝ごはんにお粥はいかが? ホテル内にある中華料理レストランや地元色溢れる小さなお粥屋さんなど、この時間帯営業している飲食店ではどこでもお粥が食べられるはず。お粥というと日本では病人食のように思われがちですが、香港ではきっちりとした朝食です。ドロドロしているので、どちらかというとスープといった感じ。これと一緒に揚げパンを食べれば、あなたもローカルの仲間入り。
 

10:00~10:45 中環(セントラル)、ifcモールでショッピング

クリスマスにはシックな飾り付け

クリスマスにはシックな飾り付け

ホテルの位置がどこであってもも利用できる便利なMTR。プリペイドカードのオクトパスを使ってMTRに乗って香港島の中環に来てください。オクトパスは駅構内で購入可。これさえあれば香港滞在がより快適になるはず。それでは中環の駅に隣接しているifcショッピングモールからスタートです。

まずは、お土産を探しましょう! 1階には手軽&喜ばれるおみやげナンバーワン、ガイドイチオシのKee Wah Bakeryがあります。パンダクッキーやエッグロールなどお値段もリーズナブルなうえ、ハズレもないので安心。そのほか高級デパートのレーンクロフォードや衣類、アクセサリー類の店が並びます。疲れたらスタバなどでラテをテイクアウトして、中庭に行ってみて。九龍側の景色を眺めながらのゆったりコーヒータイムは癒し効果もあるかも。

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ifc mall
アクセス:MTR中環(セントラル)A出口
住所:8 Finance Street, Central
営業時間:店によって異なりますが、10:00~21:00ごろまで  

10:50~11:45 ランドマーク&上海タンをはしご

モール内のCafe Landmarkもおすすめ

モール内のCafe Landmarkもおすすめ

買い物天国の香港、次のショッピングモールは徒歩約5分のところにあるLandmarkへ。角っこにある大きなLouis Vuittonが目印です。ここは高級ブランドばかりなので、興味のない人は少し歩いて上海タンへ行ってみましょう。

上海タンは香港内に何軒かありますが、セントラルの上海タンマンションはフラッグストア。少しお高めですが洒落たチャイナ襟のトップなど、オフィスやパーティーでもOKのアイテムが見つかるかも! 銀のフォトフレームやアクセサリーも自分用のおみやげにおすすめ。衣類もグッズも洗練されたチャイニーズテイストなので、香港在住日本人の間で、お餞別プレゼントを選ぶのによくこの店を利用しています。この通り(Duddell Street)の突き当りには、撮影スポットとして有名な階段とレトロスタバもあります。

<DATA>
上海タン
住所:1 Duddell Street, Central
営業時間:10:30~20:00
TEL:2525 7333
 

11:50~12:20 脱モールで、ローカルマーケットへ

子ども服やベリーダンスの衣装もある

子ども服やベリーダンスの衣装もある

香港にせっかく来たのに、モールばかりだったらつまらない。次はマーケットに行ってみましょう! 上海タンからミッドレベルエスカレーターに向かって歩くと、その途中に利源街(Lei Yuen Street)西と東の2本のマーケット通りがあります。チャイナ服やエスニックファッション、長持ちはしないけど期間限定でならOKのサンダルなど、チープだけどかわいいグッズが見つかります。翡翠や干支の携帯ストラップなどもお土産におすすめ。10香港ドルくらいからあり、運がよかったら(その時売っている人とその人の気分により次第)ストラップについている「桃」や「チリ」などの意味も教えてもらえるかもしれません。
 
800メートルある世界一長いエスカレーター

800メートルある世界一長いエスカレーター

時間があったら、ミッドレベルエスカレーターにも足を延ばしてみて! エスカレーターに立っているだけで(右側に立ちましょう)ソーホー観光ができてしまいますよ。ただし帰りは歩きなので覚悟して。
 

12:30~13:30 飲茶ランチ

まずテーブルについたらお茶の種類を聞かれます

テーブルについたらまずお茶の種類を聞かれます(c)香港政府観光局

香港に来たからには食べなくてはいけない「飲茶」。中環にある、2つのおすすめ飲茶レストランをご紹介します。大宴会場のようにテーブルがいくつも並び、元気な広東語が飛び交うところ? それとも香港ミシュランで星を獲得した、エレガントなところ?どちらも魅力的です。
 
近くのオフィスビルで働いている人もよく利用する

近くのオフィスビルで働いている人もよく利用する

まずは元気なローカル飲茶。入ると目の前にデーンと登場するシャンデリアで気分は舞踏会!? 400席ある大広間で、現在では数少なくなったワゴンを押すおばさんたちが、あくせく動き回っています。テーブルの横を通るワゴンを強引に止めて、好きな点心をテーブルの上に並べましょう。ガヤガヤ飛び交う広東語の世界をお楽しみください。

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美心皇宮 Maxim’s Palace
住所:Low Block, City Hall, Central
営業時間:月~土 11:00~15:00, 17:30~23:30/日・祝 9:00~15:00, 17:30~23:30
TEL:2521 1303

そしてホテル飲茶。2008年から発売された香港ミシュランガイドで、中華として初めて、そして現状唯一3ツ星を獲得したレストラン。たくさんのお料理が少しづついただける飲茶セットランチがおすすめ。ビクトリア湾を眺めながら、プロ意識の高いスタッフから受けるサービス、そして目でも口でも楽しめるプレゼンテーションの飲茶。気分は優雅な香港マダム!

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龍景軒(Lung King Heen)
住所:4F, Four Seasons Hotel, 8 Finance Streeet, Central
営業時間:月~土 11:30~15:00、18:00~22:30/日・祝  12:00~14:30、18:00~22:30
TEL: 3196 8888(要予約)

13:30~14:00 バスで移動

上の階はスリル満点!

上の階はスリル満点!

どちらのレストランで飲茶をしても、徒歩5分以内にセントラルバスターミナルがあります。赤柱(スタンレー)行きのバスはいくつかありますが、乗車時間短縮のため快速バス260番に乗りましょう。もし2階建てバスだったらラッキー! 2階の一番前の席に座ったら、ジェットコースターのようなスリルを体験できるはず。
 

14:00~14:45 赤柱(スタンレー)でアジアン雑貨まとめ買い

海の神様を祭る天后や海洋博物館もある

海の神様を祭る天后や海洋博物館もある

スタンレーは欧米人の観光客が好むマーケットなので、お洒落なアジアンテイストのものが多くあります。ここでの日本人向けのおみやげの定番はレースグッズ。巾着やティッシュペーパーカバーなど、まとめ買いをするのだったら値段の交渉もお忘れなく。海沿いに並ぶカフェやレストランは全体的にのんびりしていて、昼間からビールを飲んでも許されてしまう雰囲気。
 

15:00~15:30 浅水湾(レパルスベイ)

お金?福?恋愛?長寿?何でもあり

お金?福?恋愛?長寿?何でもあり

中環行きのバスに乗ったら、途中のレパルスベイで降りてみましょう。目印は、山に住む龍が海に水を飲みに通る穴があいたビル。ビーチの端の方には、触ると結婚できる石や渡ると寿命が延びる橋をはじめ、ご利益のある神様があちらこちらにいて観光客に拝まれています。風水や開運好きな中国からの観光客が多い浅水湾。このビーチは50年代の名画「慕情」の舞台になったことでも有名です。夏期は日光浴を楽しむ欧米人の姿も。
 

15:30~16:30 アフタヌンティー

穴の開いたアパートは高級住宅

穴の開いたアパートは高級住宅

穴のあいたビル(住居)前にある、イギリス植民地時代はセレブたちが滞在したレパルスベイホテル。現在はレストランしか残っていませんが、植民地時代の名残りがあるアフタヌーンティーをしてみませんか? コロニアル風の高い天井、窓の外に広がる海を眺めながら、ゆっくりとした至福の午後のひとときを過ごせることでしょう。予約をするときにはぜひ窓側を指定して。2009年8月に改装工事が終わり、より一層グレードアップした「ベランダ」へ行ってみましょう。

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The Verandah
住所:2F, 109 Repulse Bay Road, Repulse Bay
午後茶時間:月~土 15:00~17:30/日  15:30~17:30
TEL:2292 2822
 

16:30~17:30 バスとトラムで移動

真夏は席が熱くなっているので気をつけて

真夏は席が熱くなっているので気をつけて

帰りは同じバスで終点の中環まで行き、スターフェリー乗り場から、ピークトラム乗り場行きのオープントップバス15Cに乗ってみましょう。ここでももちろん、バスは上階に乗って! 窓がたくさんある高層ビルの間を通り抜け、2階建てバスやタクシーに囲まれるだけで香港のエネルギーを感じることができるはず。トラム駅で降りたら、お得なトラムの往復切符を購入しましょう。トラムで右側の席を確保できれば、フラット(マンション)の合間を通り抜けるので、人様のお宅も拝見できてしまいますし、その後はニョキニョキビルの景色が広がっていきます。もし右に席がなかったら、後頭部に立ち乗りするのもおすすめ。
 

17:30~18:30 ピークから、これぞ香港の景色を

夕方訪れると、昼と夜の景色を両方楽しめるのでおすすめ

夕方訪れると、昼と夜の景色を両方楽しめるのでおすすめ

頂上にはピーク・ギャレリアやピークタワーがあり、ショッピングや食事も楽しめます。ピークタワーの中には、ジャッキー・チェンやブルース・リー(実はアメリカ生まれですが)を始め、アジアの大スターヨン様、さらにブラピやベッカムが大集合のマダム・タッソー蝋人形館があります。また同じタワー内のスカイテラスからは、「これぞ香港」の景色が見渡せます。トラムを降りて2分くらい歩いたところにあるパゴダ(中国風の屋根)からの景色もおすすめ。目の前に建ち並ぶ、たくさんのビルを地面に刺したようなコンクリートジャングルに圧倒されるはず。  

18:30~19:00 トラムとスターフェリーで九龍へ

船の名前は全部「星」がついているのでチェックしてみて

船の名前は全部「星」がついているのでチェックしてみて

下りのトラムは後ろ向きに座り、そのまま下って行くのでちょっと不思議な感じ。エネルギッシュな下界に戻りましょう。トラムを降りて、行きと同様バスに乗ってスターフェリー乗り場へ。そこからスターフェリーに乗ってビクトリア湾を渡ります。この11分間のフェリーの小旅行は香港旅行の思い出トップ3に入ること間違いなし。香港人をはじめ、香港在住の外国人、そして世界中の観光客誰もが口を揃えて「オススメ!」するのがこのスターフェリーです。
 

19:00~20:00 ザ・ガーデン・オブ・スターズ

ジャッキーチェンは中国語で成龍

ジャッキーチェンの手形

スターフェリーを降りたら450店舗以上入っている巨大ショッピングモール、ハーバーシティーでお買いもの。「ないものはない」といっても過言ではないほど、何でもあります。オーシャンターミナル・デックからは香港側を一望できます。

ショッピングは後回し、という人はジャッキーチェンの手形があるザ・ガーデン・オブ・スターズへ。以前はプロムナードにあったアベニュー・オブ・スターズが改装工事中(2018年8月)なので、一時的の引っ越し先がここ。ブルースリーの銅像もここにあります。
 

20:00~ シンフォニー・オブ・ライツ

ギネスブックにも載っているこのショーはぜひ観たいもの

ギネスブックにも載っているこのショーはぜひ観たいもの(c)Tourism Commission

毎晩20時からはじまる音と光のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」は香港旅行のハイライト。ビクトリア湾沿いに建つ43のビルが音楽にあわせてピカピカ光ります。13分間の幻想的な時間を自分にプレゼント。
 

20:30~21:45 中華料理ディナー

予約の際にはビクトリア湾がみえる窓側の席を予約

予約の際にはビクトリア湾がみえる窓側の席を予約

ショーが終わったら、徒歩5分以内にあるスターハウスに直行しましょう。20時半から麺作りのショーに間に合うように早歩きで! このレストランは混むので要予約。北京ダックをはじめ、いわゆる定番の中華料理を、中華風インテリアに囲まれ、チャイニーズムードにどっぷり浸かっていただきます。定番のひとつ、泥を割っていただくコジキどりは事前予約が必要。

<DATA>
■北京楼
住所:3F, Star House Tsim Sha Tusi, Kowloon
営業時間:月~土 11:30~15:00、17:30~23:30/日・祝 11:00~15:00、17:30~23:30
TEL:2735 8211
 

22:00~22:45 女人街でショッピング

買うときはどんどん交渉してみよう!

買うときはどんどん交渉してみよう!

お腹がいっぱいになったら、女人街のあるモンコックへ繰り出しましょう! 北京楼前のバスターミナルからバスに乗ってもいいし、MTRでも10分くらい。「女人街」とは通称で、正式名称は通菜街。人の流れにのっていけば、迷わず到着できるはず。アクセサリーやセクシーな下着など、女性が喜ぶものもたくさん。この近辺にはスポーツ店も多くあります。  

23:00~ナイトライフ

ナッツフォードデラスにはトルコ、イタリアン、ロシア料理とチョイスが多い

ナッツフォードデラスにはトルコ、イタリアン、ロシア料理とチョイスが多い(c)香港政府観光局

香港の夜はこれから! もし宿泊先が九龍側だったら、MTRでチムサーチョイまで戻り、ナッツフォードテラス(別名ミニ・ランカイフォン)で香港のナイトライフを体験してみては? メインストリートのネーザンロードからキンバリーロードに入り、数ブロック歩くと左側に階段と急斜面があります。そこを上って行くと、到着! バーやレストランが並び、遅くまで営業しています。

もし宿泊先が香港島、もしくはミニ・ランカイフォンじゃなくて本当のランカイフォンに行きたい!という人はMTRで中環まで行き、D1出口から出てください。徳己立街(ダギラーストリート)が見つかったら、それをひたすら上って行くと目的地に到着。金曜日の夜やイベント(ハロウィンや大みそかなど)のある夜は混んでいて店に入れないため、外で飲んでいる人もたくさん! 香港在住の欧米人が多いですが、東洋人の姿もあり、まさに東洋と西洋が混ざっている街、香港を象徴している風景がそこにあります。坂の途中にあるHong Kong Brew Houseでは香港では数少ない自家製のビールが楽しめます。ランカイフォンは賑やか過ぎる!という人はお隣のソーホーエリアへどうぞ。

<DATA>
Hong Kong Brewhouse
住所:G/F & Basement,  21 D'Aguillar Street, Lan Kwai Fong, Central
営業時間:11:00~2:00
TEL:2522 5559

眠らない街、香港のナイトスポット

このあたりの眠らない街は、明け方まで営業しているところも多く、香港のナイトライフを十分に満喫できるはず。24時以降はほとんどの交通機関は終了しているので、ホテルへはタクシーで帰ってください。女性同士でも安全ですが、タクシーの中で寝てしまわないようにご注意を。
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。