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博士が語る、幼児向けおもちゃ開発ポイント

世界No.1のシェアを誇るおもちゃメーカーでは、すぐれたおもちゃを世に出すための研究施設を持っています。そこでは、どんな研究をしているのでしょう?来日した研究所所長が語る、製品の開発ポイントとは?

執筆者:田中 祐子


<CONTENTS>
1ページ目:生後500日、赤ちゃんは 遊び に夢中になりながら成長する
2ページ目:おもちゃ研究所「プレイラボ」でしていること
3ページ目:ここがポイント おねんね~はらばい(0ヶ月頃から)
4ページ目:ここがポイント おすわり~はいはい(6ヶ月頃から)
5ページ目:ここがポイント たっち~あんよ(1歳頃から)

生後500日、赤ちゃんは 遊び に夢中になりながら成長する

■1930年からおもちゃひと筋
フィッシャープライスのおもちゃ
赤と白のロゴ「Fisher-Price」を、見かけたことはありませんか?

フィッシャープライスは、150ヵ国で愛される世界No.1のシェアを誇るベビーブランド。年間約300種類のおもちゃが、社内にあるおもちゃ研究所「プレイラボ」から生み出されています。

今回来日したプレイラボ所長の講演の中で語られた、赤ちゃんのためのおもちゃの開発ポイントを実際の製品を例にご紹介します。

おもちゃを選ぶ際の参考にしてください。

■新生児の成長をおもちゃが手助け
アルファノ博士
生後500日の遊びの重要性を力説する、おもちゃ研究所プレイラボ所長 キャサリン・アルファノ博士
会場に併設されたミニプレイラボ
会場には、ミニプレイラボを併設。ママたちが講演を聴いている間、おもちゃで楽しく遊ぶ赤ちゃんたち

産まれてからあんよを始めるまでの生後500日は、人間の一生のうちでとても大切です。身体はもちろん、感情表現や社会性能力、コミュニケーション能力、そして五感を含む脳機能が、とても早いペースで発達し成長します。

新生児のうちは一人遊びが多くなるので、おもちゃは赤ちゃんの大切なパートナー。大きく伸びる能力を刺激してくれるおもちゃと遊ぶことで、より良い発達の手助けができます。

カラフルで可愛いおもちゃは、子どもが夢中になる仕掛けや成長を手助けする仕組みがこめられています。

>>プレイラボでは、おもちゃをどのように開発しているのでしょう?>>
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