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博士が語る、幼児向けおもちゃ開発ポイント(2ページ目)

世界No.1のシェアを誇るおもちゃメーカーでは、すぐれたおもちゃを世に出すための研究施設を持っています。そこでは、どんな研究をしているのでしょう?来日した研究所所長が語る、製品の開発ポイントとは?

執筆者:田中 祐子

おもちゃ研究所「プレイラボ」でしていること

ママ会議
プレイラボでは、両親や専門家から常に意見を聞いています
研究所で遊ぶ子どもたち
子どもたちが遊んでいる様子を別室で観察しています
自宅で使ってもらう
ご家庭でどのように遊んでいるかをモニターしています
パッケージ
研究所で審査した対象年齢などの情報をパッケージに明記しています
■試作品から店頭に並ぶのは、たったの2%!

プレイラボでは、どんなおもちゃが望まれているのかニーズをつかむため、100万人以上のオンラインメンバーの意見を集めたり、保護者を集めた座談会を定期的に開いています。

また、モニターのご家庭に伺って、赤ちゃんが今どんな遊びをするのか、お子さんの様子を観察することも大切な仕事。

その様子を見て生まれたアイデアを開発担当者が図面に起こし、専門家に意見を伺いながら試作品を作ります。

作られた試作品は、プレイラボに登録された1万人のデータ提供者によるモニターとテストを行ないます。試作品のテストは1回だけではなく、商品によっては何十回も行なわれるとのこと。子どもたちの反応や安全面はどうか、結果を開発担当者が更に反映し、よりよい製品を作ります。

安心して遊べるよう安全面を重視しています。大人が想定していないような遊び方をしても安全かどうか、念入りにチェック。フィッシャープライスの特徴である丸みのある作りも、激しく遊んでも、壊れにくい頑丈な作りを目指した結果だそうです。

おもちゃ1つが製品化されるまでの開発期間は、平均して約1年半かかります。長い開発期間の中で、子どもたちに何度も遊んでもらい、実際に製品として発売され店頭に並ぶのは、たったの2%という狭き門。

日本国内では約30~40くらいの製品が年間に発売とのことですから、試作品だけでもものすごい数になるんですね。

■電子化が進んでも、いつも楽しく遊べるように

最近のおもちゃは、電気仕掛けで複雑すぎだと思いませんか?
確かに、電子化によって、ライトや音がついたり、言葉をしゃべったりする仕掛けがついたおもちゃが増えてきました。そういった電子的なおもちゃは、電源が入っていない状態でも、おもちゃとして遊べるかどうか、プレイラボでチェックしています。

「プレイラボ」での開発の様子は、フィッシャープライスのホームページ内でもご紹介しています。

>>プレイラボ所長が語る、0ヶ月からのおもちゃのポイントはこちら>>
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