リトマス試験紙やペットボトル集音器などの作り方!
自由研究にぴったりなリトマス試験紙や集音器の作り方、飼育セットをご紹介!
自由研究の準備。今回は、理科の実験に使える試験紙と集音器を作ってみます。そして、約3週間で大人になるブラインシュリンプの飼育セットを紹介します。
リトマス試験紙の作り方! 酸性アルカリ性実験調査を
理科の実験酸性とアルカリ性を調べる実験に使われる「リトマス試験紙」を自作して、あらゆるものの酸性アルカリ性を調べてみましょう。
紫キャベツなどに含まれた「アントシアン」は、酸性が赤、中性が紫、アルカリ性で青に反応します。この性質を利用して、キッチンペーパーにアントシアンを染み込ませます。利用できる食品は、紫キャベツの他に、紫シソの葉、ナス、ブルーベリーなどがあります。今回は、色合いも鮮やかなブルーベリーの皮を使ってみました。
1.ビニール袋にブルーベリーの皮と少量の水を入れて、すりつぶすようにモミモミしましょう。
2.できあがった色水を、キッチンペーパーに浸し、良く乾かします。乾いたらハサミで適当な大きさに切りましょう。試験紙はこれでできあがりです。
3.台所にあるもので、酸性といえば「酢」と「レモン」。アルカリ性といえば「せっけん水」が代表選手ですね。
4.左は、「酢」に浸して赤く反応した酸性を示す試験紙。右は、「せっけん水」に浸して青く反応したアルカリ性を示す試験紙。
他に、酸性度アルカリ性度を調べたい液体をいろいろ用意してみましょう。自作の試験紙なら、たくさん使ってもへっちゃらです。もっといろんな実験をしたい人は、
おもしろ科学実験のサイトに行ってみましょう。さまざまなジャンルから興味深い実験が見つかります。
超簡単ペットボトル集音器の作り方!
集音器は、身の回りの小さな音を拾い集めてくれる道具。聞き取りたい方向に向けて耳を澄ませば、鳥のさえずりや虫の声などを拾うことができます。パラボナアンテナ型集音器のほとんどは、マイクロフォンを使って録音することを想定していますが、今回は、ペットボトルの空き容器を利用して作ってみましょう。
用意するものは、空きペットボトルとラップ。ペットボトルは500mlのものを使います。
1.最初に、ペットボトルの底を切ります。指を切らないように気をつけてね。
2.ペットボトルの形状に合わせて、タコの足を作るようにハサミを入れていきます。キャップギリギリのところまでハサミを入れれば、大きな傘になりますよ。
3.ラップを広げた上に、先ほど切った足を広げてペットボトルを置きます。押さえながら、ラップで包みましょう。
4.キャップのフタを外して、ラップの膜を破れば超簡単集音器のできあがりです。
簡単にできました!使い方は、写真のように直接耳を当て、聞きたい方向に向けます。1.5リットルのペットボトルを使えば、さらに音を拾いますよ。耳を当てていたところにマイクを通して使えば録音も可能です。
集音器の活躍どころは自然観察ですが、ちょっと変わった自由研究をご紹介。集音器を持って自分の住んでいる街に出かけ、街角の音を拾い集めて、音の地域マップを作る「街角探検」はいかがでしょう。
飼育セットで興味津々! 観察日記!
![生きた化石 ジュラ伝説]() |
ブラインシュリンプ飼育セット「生きた化石 ジュラ伝説」ギンポー |
![一式]() |
水槽、海水の素やエサ、卵など一式入っています。 |
![3週間後]() |
3週間後のブラインシュリンプの大人の姿。 |
小学生の頃に、「シーモンキー」を育てた経験はありますか?「生きた化石 ジュラ伝説」で飼育できるのは、「シーモンキー」と同じ「ブラインシュリンプ」というエビの仲間です。卵を水槽にセットして約24時間で孵化(ふか)が見られ、3週間で大人になります。次々とブラインシュリンプが産まれてくる様子は、ワクワクしますよ!育っていく様子を、しっかり観察して記録に残しておけば、それだけで立派な研究になりますね。
ギンポーからは、カブトエビの飼育セット「生きた化石 エビ伝説」も出ていました。
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