女性の薄毛・抜け毛/マイナス5歳!簡単ヘアアレンジ

伸びかけヘアに見せない、簡単アレンジ術(2ページ目)

30代~40代の女性は、仕事や子育てに忙しく、自分のことが後回しになりがち。「なかなか美容院に行けず、髪が伸びっぱなし……」という方が多いのではないでしょうか。今回は、All AboutヘアアレンジガイドのKEIKOさんに、肩にかかるぐらいの長さでできる、2パターンのアップスタイルを教えていただきました。

執筆者:All About 編集部


“丸みバング”がポイント! フルアップのヘアアレンジ

肩にかかるボブをフルアップ・スタイルに

肩にかかるボブをフルアップ・スタイルに

肩にかかるくらいのボブをフルアップにまとめて、大人っぽい印象に変身! 半端な伸びかけヘアでも、簡単にできるアレンジです。

 

(1)前ページのアレンジと同様に、やわらかく仕上がるワックスを少量とって手のひらで伸ばし、全体(髪の真ん中から毛先)につける。ストレートの場合、コテでゆるく巻いておく。

マジックカーラーの2個づかいで丸みをキープ

マジックカーラーの2個づかいで丸みをキープ

(2)丸みのあるバングがポイント。マジックカーラーを2個使い、前髪の丸みをしっかりとキープできる。カーラーをそっとはずして整えれば“丸みバング”が完成。

 
下の髪を斜めに残すのがポイント

下の髪を斜めに残すのがポイント

(3)下側を斜めに残し(写真参照)、上の髪は、耳の前後で2つに分け、それぞれをゴムで結ぶ。下に残した髪は、耳の上にあげて結ぶ。髪が短くて耳の上に届かない場合は、下の髪をさらに2つに分けて結び、耳の上に持ってくると崩れにくい。髪が長い人は小分けにせず、耳の上でひとつに結ぶ。

 

逆毛を立てるときは、そっとくしを入れ、そっと下におろす

逆毛を立てるときは、そっとくしを入れ、そっと下におろす

(4)ゴムで結んだ毛束の逆毛をたてる。指でつまんで毛束をとり、真ん中ぐらいにくしを入れ、そっと下におろす。真ん中から少しずつ、3~4回に分けて徐々に上にあがりながら、そっと逆毛を立てていく。

わけた束につき3ヵ所ずつ、毛束をつまんでは逆毛を立てていく。毛先から根元に向かって、ガシガシと一気にくしを入れないこと。ダメージヘアの原因に。

 

ピンは頭皮にさすように留めること

ピンは頭皮にさすように留めること

(5)逆毛を立てたら、毛先をとって、土台に向かってアメリカピンで留める。1つの束につき、2~3ヵ所留める。地肌に当たるように留めると崩れにくい。逆毛を崩さないよう、ふわふわ感を残すように気をつけること。

 
バランスを見ながら、ていねいに整える

バランスを見ながら、ていねいに整える

(6)カチューシャをつけ、毛束を前に持ってくるように整えたら、完成。

 

肩にかかるボブでつくる、フルアップ・スタイル

肩にかかるボブでつくる、フルアップ・スタイル


小分けにして結ぶことで、肩にかかるぐらいのボブでも、華やかなアップスタイルが作れます。巻きをゆるめにして、ルーズ感を出すのが旬。

■KEIKOさんより
ルーズなスタイルは、髪が傷んでいるとボサボサに見えてしまいます。冬の乾燥に負けない髪にするには、トリートメントを使って保湿することが大切です。ヘアケアと合わせて、健康な髪が生まれる土壌である「頭皮」のケアも重要。冬は頭皮の血流が悪くなりますから、頭皮マッサージでコリをほぐし、血流を促進しましょう。血流が悪いと、髪のツヤがなくなり、トップにボリュームが出なくなってしまうことも。悩みが表面化してからはじめるのではなく、若いうちから頭皮ケアをはじめることをおすすめします。

・取材協力:anti

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