環境への意識が高いママの間で注目を集める布おむつ。おむつをつけた赤ちゃんの姿もかわいらしい! |
皆さんの多くは布おむつで育った世代ではないかと思うのですが、最近では「紙おむつではなく、布おむつで育てたい」というママの声を良く聞くようになってきました。コスト面でお得というだけでなく、紙おむつと違ってゴミや臭いが出ないこと、赤ちゃんにたっぷり手をかけてあげられるというのが人気の理由のようです。また、可愛いカバーを見つけたり、布おむつ育児のママ友だちの輪を広げるのも、布おむつを続ける楽しみだとか。
一昔前の「布おむつだと、おむつ替えばかりしていて大変」というイメージとは打って変わって、今のママは楽しんで布おむつを使っているようです。近年、注目を集めている布おむつ、イマドキの事情を交えて、Q&A形式でご紹介しますね。紙おむつ編と合わせてお読みください。そして、ムダな買い物をすることのないよう、自分のライフスタイルや赤ちゃんにあったおむつをじっくり選んでくださいね。
布おむつはおむつ外れが早い!?
Q.布おむつは何歳まで使うもの?A.赤ちゃんのおむつがはずれる2歳頃まで使います。一般的に布おむつはおむつはずれが早いといわれますが、それは赤ちゃんの排泄のペースにママが敏感になり、自然とトイレへ誘導する機会が増えるから。ママとしてはなるべくおむつを汚したくない気持ちから、せっせとトイレへ連れて行くこともその理由の一つではないでしょうか? 排泄の機能が整い始める時期の目安は、2歳前後です。
輪がいい? 整形にする? 布おむつの基礎知識
メイド・イン・アースのオーガニックコットン製 布おむつ |
A.布おむつの種類には、輪型おむつと整形おむつがあります。輪型は1枚のさらしの布を輪にして縫ったもので、洗濯の乾きも早いのが特徴。たたみ方やあて方もさまざまで、男の子は前を厚くしたり、女の子は後ろを厚くするなど、折り方を工夫することもできます。
整形おむつとはおしりに当てて使いやすいように、あらかじめ縫ってある便利なもの。おむつをたたむ手間がないので、手軽に使えます。薄い輪型おむつに比べると、少々乾きにくいという難点もあります。
Q.輪型おむつのたたみ方は?
A.赤ちゃんのサイズに合わせて工夫してあげましょう。輪型のおむつを横に長く広げたままで半分に折り、重なったおむつの長さを半分に折って完成。そこに赤ちゃんをのせて、おむつとして当ててあげましょう。
Q.どのくらいの量の水を吸うの?
A.1回分のおしっこが目安です。布おむつは布を重ねたもので、たくさんのおしっこを吸収するものではありません。おしっこをする度に取り替えてあげましょう。新生児のときは1枚重ね、量が多くなってきたら2枚重ねなどの工夫をすることで、成長しても同じ布おむつを活用できるという利点もあります。