乳児育児/乳児育児関連情報

もう迷わない!解決おむつ選び:布おむつ編(4ページ目)

赤ちゃんが生まれて、誰もが必ず必要とするもの、それがおむつ。布おむつと紙おむつではどんな違いがあるの?どうやって選べばいい?など、よく聞かれる悩みや不安にお答えします。紙編と合わせてお読みくださいね!

執筆者:松原 美里

オーガニックコットン100%は赤ちゃんの肌に優しい

ドビー織り 布おむつ
オーガニックコットンが赤ちゃんのおしりをやさしく包む
「布おむつ」とひとことで言っても、おむつになるまでの工程でたくさんの化学薬品が使われていることもあり、すべての布おむつが赤ちゃんの肌に優しいとは言い切れません。

メイド・イン・アースでは、100%オーガニック(3年以上無農薬の土壌で栽培された素材)の綿で、化学薬品を一切使わない布おむつを14年前から販売しています。その特徴は、ナチュラルな風合いとやわらかい手触り。快感・不快の感覚に敏感な赤ちゃんも布おむつを離さなくなるというから驚きです。

そんなにやわらかいと、たくさん洗っているうちにやぶれてしまうのではないかと耐久性が心配になりますが……。

「化学薬品を使わない布は撚りが強く、やぶれません」と店長の前田けい子さんは言います。実際に布おむつを引っ張ると、布はよく伸びるもののほつれる気配はありません。第2子・第3子に使い回すママも多く、布の耐久性は充分高いことが分かりました。良いものを大切に長く使うことも、エコへの意識と重なりますね。

愛情をこめた良いものを、赤ちゃんに

オーガニックコットンの布おむつカバー
すべてオーガニックコットン100%。化学処理はしてありません
縫製してあるものは少々お値段が張りますが、お手頃に済ませたい人には手縫いのおむつがおすすめです。妊娠中にこれから生まれてくる赤ちゃんのことを思いながらおむつを縫うことで、赤ちゃんへの愛情も深まるというママも多いとか。自分で縫ったものだと思うと、おむつ替えが楽しくなりますね。さらに愛着を持って使うことができそうです。

こうやって改めて考えてみると、布おむつは生活の知恵がぎゅっと詰まったおむつといえるのかもしれません。「何事も完璧に!」とつい気負うことなく、無理せずにできることから始めてみてはいかがでしょうか。生活パターンに合わせて快適なおむつライフを過ごしてくださいね。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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