皇室では生まれた日から儀式が始まります。
【賜剣(しけん)】
誕生時に天皇陛下から贈られた守り刀を枕もとに置く。女の子は袴を添えます。
誕生が午前0時から午後5時ならば、当日。午後5時以降なら翌日の午前9時30分からとなります。雅子さまは午後2時43分だったので当日に行なわれました。
【皇族らによる参賀】
両陛下と皇太子ご夫妻へ、皇族・首相らが祝意を示す。
誕生が午前の場合は当日の午後1時~4時。午後の場合は翌日の午前9時~正午に行ないます。
【一般参賀(記帳)】
皇居では誕生翌日の午後1時~4時、翌々日の午前9時~正午まで。東宮御所では翌日の午後1時~4時に行なわれます。
【浴湯の儀】
誕生7日目の午前9時から、邪気を払い健康を祈る儀式である。
【命名の儀】
浴湯の儀がある日の午前11時~東宮御所で天皇陛下から称号と名が贈られる。これが一般でいうお七夜と同じですね。
そして、【賢所皇霊殿神殿に誕生命名の奉告の儀】があり、皇太子ご夫妻の代理が拝礼します。
さぁ~~~皇室ではこのあとにもうひとつあります。
【皇統譜登録】
命名の儀の翌日か翌々日に、宮内庁長官が皇統譜にお名前や生年月日などを記入し登録します。
これで、やっと一般でいう、お七夜までの行事が終わります。