私たちが妊娠をして一番に行なうお祝い事ってなんでしょうか?戌の日に行なう・・・そうです!【帯祝い】です!
●帯祝い(一般)●
妊婦が妊娠五ヶ月目の「戌の日」に行なう、下腹部に帯を巻く儀式です。妊娠と胎児の無事を願う儀式で、多産でお産も軽い犬にあやかって【安産】であるようにと祈願します。儀式に使う帯は一般に「岩田帯」といいます。
それを皇室では行なうのでしょうか?
皇室ではこれと同じ事を行なう日を、【内着帯の儀】といいます。「帯祝い」同様に安産を願って行ないます。皇室ではそのあとにも儀式があります。同じく安産を願うものですが、妊娠9ヶ月のときに行なう【着帯の儀】という儀式があります。
●着帯の儀(皇室)●
妊娠9ヶ月の戌の日に行なわれる、皇室の伝統行事である。
皇居・宮中三殿の神殿に供えた帯を東宮女官の介添えで袿袴(うちきばかま)姿の雅子さまが身につけられます。
儀式で使われた帯は長さが4.6m。紅白の生平絹(きのひらぎぬ)である。天皇陛下が贈り、男子皇族の年長者として「帯親」を務めます。三笠宮様の使いの宮内府職員が儀式前に雅子さまに伝達しました。
そして赤ちゃんが生まれた!
それから行なう行事・儀式は・・・一般では【お七夜】です。
●お七夜(一般)●
生後七日目の夜に、子どもの健やかな成長を願って行なうもの。赤ちゃんの名前は法律上は生後二週間以内に決める事になっていますが、通常は「お七夜」に【命名の儀】が行なわれるしきたりがあります。神棚か床の間に、命名書をへその緒と共に供えたりします。また、この日は産婦の床上げの日ともされています。
そして・・・皇室では・・・
このあとからが、とても複雑です(笑)難しい儀式がたくさん出てきます。
一般でいう【お七夜】までの間にも、一般の方も含めて行なう儀式などもあります。
さぁ~~どんな事があるのでしょうか?