さて、実際に紙を入れてパンチをしてみよう。
「アリシス」には最大20枚の紙にパンチができるLP-20というタイプ、そして、最大35枚用の LP-35の2タイプがある。
ボディも小さめで一般的なLP-20を使い、最大枚数である20枚の紙にパンチしてみることにした。
ハンドルに手をかけ、勢いよく押し込むと、刃が紙にあたった時の多少の負荷があるが、その後それほど大きな力をかけずとも刃が気持ちよくおりていく印象がある。
刃が紙にあたる時、重さを感じるが、これはそこからこれまでほどの力を必要としない。 |
試しに従来のパンチでも同じ20枚に穴を開けてみた。
こちらは刃が紙にあたってから、ヨッコラショという感じで結構な力を入れなくてはいけない。私は座って押していたが、やや体重をかけるような格好になった。
どうやら「アリシス」は、刃が紙にあたってからが軽くなっているようだ。ここに二重テコの力が発揮されているのだろう。半分の力になっているかは、私にはちょっと分からなかったが、確かに軽くなっている。
そして、音にも違いがあった。従来のものは盛大に「ガチャリ!」という音をたてるが、「アリシス」は控え目に「カシャリ」という程度。
今度は机の上に置かず手に持って試してみた。こちらの方がアリシスの軽い力というものをより実感できた。
今回の「アリシス」は、ボディサイズを変えずに限られたボディの中に二重テコ搭載している。しかも、価格も従来品等ほぼ変わらない1050円(LP-20タイプ)という価格に抑えられている。今後のパンチの新定番となりそうだ。
コンパクトさ、そしてリーズナブルさも保ちながら機能性をあげた、カール事務器の「アリシス」。LP-20 1,050円。LP-35 1,575円 |
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