ステーショナリー・文房具/ステーショナリー関連情報

「隣の文具活用術」 商社マン GTD編

今回の「隣の文具活用術」は、総合商社にお勤めの日野さん。日野さんは、GTDを徹底的に活用されて、日々のハードワークをこなしていらっしゃる方です。その文具の活用っぷりは目を見張るものがあります。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド


日野さん
総合商社 伊藤忠商事で食品ビジネスを担当されている日野さん。
今回の「隣の文具活用術」は商社マンの日野さんです。商社マンというと世界中を、駆けめぐり忙しく働いているというイメージがあります。日野さんもまさしくそうしたお一人です。日野さんとはじめてお会いしたのは「文房具朝食会」というイベントでのこと。ちなみに「文房具朝食会」とは朝食をとりながら文具について語り合うというイベントです。

そのイベントで、日野さんのシステマティックに構築された文具術の一端をお聞きすることができました。その完成されたシステムもさることながら、私が興味をそそられれたのは、デザインステーショナリーを駆使しながらという点でした。私自身、自分の気に入った文具を使えば、仕事ははかどると常々感じていましたので、とても興味深いものがありました。

そんな日野さんのデザインステーショナリーを使った文具術をとことん知りたいという思いにかられ、「隣の文具活用術」にご登場いただくことになりました。


ガイド:
日野さんは総合商社で働いていらっしゃるとのことですが、具体的にどのようなお仕事をご担当されていますか?

日野さん:
私は、中国の食品ビジネスを担当しています。現在は当社伊藤忠商事が投資している中国の食品メーカーの事業管理を行っています。そうした投資先企業の企業価値を上げるための様々な活動を行うという仕事です。


ガイド:
ということは中国へはよく出張されるのですか?

日野さん:
月に2回くらいの頻度で行っています。食品ビジネス以前は自動車業界を担当していましたが、やはりその時も中国の担当でした。


ガイド:
では、そうしたお仕事の中で、活躍している文具についてお聞きしていきたいと思います。まずはスケジュール管理はどのようにされていますか?

日野さん:
具体的なツールをご紹介する前に、それを使う上での前提となる考え方からお話したいと思います。私はデビット・アレン氏が提唱している「 GTD 」の考え方を取り入れています。「 GTD 」を簡単にご説明しますと、「頭の中に浮かんだアイディアやタスクをすべて書き出して、それを正しいルールで整理し、そのルールに従って実行する。」というものです。

具体的には5つのステップがあります。

1)収集・・・頭の中のトピックをすべて書き出す。
2)処理・・・そのトピックに意味づけをし、アクションを抽出する。
3)整理・・・リストに書き写し、見やすく構成する。
4)実行・・・上記に従い実行する。
5)レビュー・・・そのリストを定期的に見直す。
日野さんGTDマインドマップ
日野さんの仕事術のベースとなっている「GTD」。これは日野さんのそうした仕事術をまとめたマインドマップ。


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