ステーショナリー・文房具/ステーショナリー関連情報

隣の文具活用術 学校の先生編(4ページ目)

今回の「隣の文具活用術」は学校の先生。勉強を教える先生は、一体どのような文具を使い、そして活用されているのでしょうか。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド


稲垣さん:
ノートは、3種類を使い分けています。これらは授業で使うものです。私は中2、中3、高3の3クラスを受け持っていますので、このように3冊に分けて管理しています。
ノート
受け持つクラスごとに分けているノート。

ここでもやはり色分けをしています。ノートの綴じ部分の小口の上下にマーカーで色を塗っています。中2は緑、中3は青、高3は赤という具合です。こうしてノートに色を塗っておくと、かばんから必要なノートを取り出すときに、すぐにわかって便利です。
ノート
クラスごとに色を決め、ノートや時間割にもその色で識別。


この色分けは例えば配布するプリントにも、マークとして使ったり、また時間割りにも活用しています。文字だけより色もあった方がパッと見てすぐにわかるというメリットがあります。

ガイド:
ノートの中身はどのように使っていますか?

稲垣さん:
左側のページが黒板に書くためのもの、そして右側は授業で話す内容というふうに分けています。

このような使い方をするのに、このスリム B 5サイズは最適です。と言いますのも、ノートを方手に持ったままチョークで黒板で書くとき、手のひらの収まりがいいんです。普通の B 5サイズだと、片手で持った時にどうしてもノートの両端がダラッとたれ下がってしまうので、とても見にくくなってしまいます。
ノート
B5スリムサイズはこのように手に持った時の収まりがよい。授業中に黒板に書くときに最適だという。


それからこれは私なりのことかもしれませんが、黒板に書くとき一行に13~14文字までと決めています。そして授業ノートは実際の板書と同じレイアウトになるようにしているため、この点でもスリムB5のサイズはちょうどいい幅ですね。

ノートに使うペン
授業で使うノートにはシャープペンを使うという。愛用はゼブラのテクト2WAY。ボディを振ると芯が出てくるタイプ。これはロック機構も備わっているので、かばんに入れていて誤って芯が出てしまうということもないという。そして普段使い万年筆として活躍中のパイロットキャップレス デシモ。


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