ステーショナリー・文房具/ステーショナリー関連情報

ジーンズのパッチ素材で作られた名刺入れ(3ページ目)

「ストロング ファイバー ペーパー」というジーンズのパッチ素材を使った名刺入れ。使うほどに味わいが生まれ軽量で扱いやすい。しかも、これまでの名刺入れにはなかったあるユニークな機構が備わっています。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド


カラーバリエーションも豊富

ヴィンテージ リバイバル プロダクションズ ビューティリティ 名刺入れ
表情豊かな全9種類のカラバリがある。全て本革。
今回の「Beautility」には全部で8種類ものカラーバリエーションが揃っている。いずれも本革製で、柿渋を使ったものや、あえてクラッキング処理をするなど、ヴィンテージジーンズの世界を彷彿とさせる加工になっている。
ヴィンテージ リバイバル プロダクションズ ビューティリティ 名刺入れ
左/「コブラオレンジ」コブラ独特のウロコとオレンジというカラーに意外性がある。9400円
右/「スゥエードグリーンティ」起毛させた革がフサフサとしていて気持ちいい。8,000円

ヴィンテージ リバイバル プロダクションズ ビューティリティ 名刺入れ
左/「コードバン ローズウッド」艶やかな光沢がある馬革。9,400円
右/「クラックスモークホワイト」革表面に顔料+クラッキング処理を施した革。7,800円


こうしたレザーが施された部分はちょっと変わった形をしている。これは、チョークライナーと呼ばれるエンジンを固定する時に使う特殊な部品からインスピレーションを受けてデザインしたという。実は、塩田さんはデザイナーとは別にボートや業務艇の設計者というもう一つの顔を持っている。デスクに偶然置いてあった、このチョークライナーが目にとまったのだそうだ。
ヴィンテージ リバイバル プロダクションズ ビューティリティ 名刺入れ
左/表紙を飾る個性的なデザイン
右/そのデザインモチーフの特殊部品「チョークライナー」


商品名の「Beautility」とは、そもそも1920~30年代のアールデコ様式と共に生み出された言葉。その意味は「美しき有利性」「美の具現化」「機能美」などと解釈されている。その「Beautility」を塩田さんは、「Beauty」+「Utility」、つまり美しさと実用性(機能性)と捉え、今回の名刺入れを創り出している。商品のデザインはもちろんのこと、名刺交換という行為までも美しく行えるようになっている。
ヴィンテージ リバイバル プロダクションズ ビューティリティ 名刺入れ
変幻自在に使える名刺入れ「ビューティリティ」


<関連リンク>
ヴィンテージ リバイバル プロダクションズ オフィシャルサイト
ビューティリティ 販売サイト
ガイド オススメリンク集「名刺入れ・書類入れ」
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