しっぽで支えるという発想
シリコン素材を使ったキッチンツールなどを展開する「フレスカ」
フレスカというブースで見つけた面白いカードスタンド。シリコンでできたひょろりと伸びたユニークなスタイルをしている。商品名はそのスタイルのとおり「SHIPPO」と言う。太い方の先端はマグネットで外れるようになっており、その間にカードや写真などをはさむ。後はひょろりと伸びたしっぽが支えてくれる。厚手の紙であれば、やや大きい紙も支えられると言う。カードにしっぽが生えたようでなかなか面白い。
フレスカ SHIPPO 630円
カードや写真の端っこに取り付けてもとても安定感がある。そもそも動物などのシッポというものは、こうした「支え」という機能性があったのだろうか。
カードや写真の端っこに取り付けてもとても安定感がある。そもそも動物などのシッポというものは、こうした「支え」という機能性があったのだろうか。
イタリアのデザインペン パラフェルナリアの新作
イタリアのデザインペンブランド
パラフェルナリアの新作「クリッパー」ボールペン 6,825円
イタリアらしい遊び心溢れるデザインのペンを送り出しているパラフェルナリア。その新作がニップインターナショナルのブースに展示されていた。今回の新作は「クリッパー」というボールペン。スケルトンボディ越しに歯車などのメカニカルパーツが見える。ボディのサイドにあるダイアルを回すとペン先が出てくる仕掛け。パラフェルナリアの新作「クリッパー」ボールペン 6,825円
ボディサイドのダイアルを回転させることでペン先が出てくる。このダイアルの操作感はやや重め。ライターをつける時の感覚に近い。
ダイアルを回すことでそうしたメカニカルパーツが可動する様子を眺めることができる。シャープペンは英語でメカニカルペンシルと言う。これはボールペンではあるが、メカニカル ボールペンと呼びたくなってしまう。
中のメカニカルパーツが見えるスケルトンボディ
癒し系ステーショナリー
yuruliku(ユルリク)の折れ線グラフペンケース
展示会場のほぼ全てを歩き尽くして、疲れた時に見つけた癒し系文具「yuruliku(ユルリク)」。この「ユルリク」というブランド名は、「ゆるり」と「ゆっくり」を足した造語だそうだ。その名の通り、ブースには良い感じに肩の力が抜けた癒し系文具が展示されていた。中でも個人的に気になったのが「折れ線グラフペンケース」。昨今、ペンケース市場の中でも主流になりつつあるロールスタイル。しかし、素材には業務用テントなどに使われるターポリンという素材を採用。ハードなバックルがあり、外観からするとアウトドアな雰囲気ががある。中を開けると折れ線グラフをかたどったペンの収納スペースが現れる。癒し系の中にも、ちゃんとグラフは右肩上がりにしているのが、なんともポジティブでいい。デザイナーの方によると、鉛筆は使うほどに短くなるので、それにあわせて、深さの違うポケットにいれられるようにしたということだった。また、ペンケースを拡げた両端には穴が開いており、壁に画鋲などで留めて貼っておくことも可能。遊び心と実用性を兼ね備えたペンケースだ。
短くなった鉛筆の他、消しゴムや定規も収められる。
<関連リンク>
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