筆記時にもデザインの美しさが保たれている
上/美しいストレートラインボディ 下/尻軸にキャップがピタリと収まって美しいフラットラインになる。ほぼ左右対称のバランスが良いデザイン |
左上/フラットに仕上げられたつなぎ目部分 右上/尻軸の先端からは何かが飛び出して来そうな雰囲気もある 下/キャップ式になっていた。キャップを真っ直ぐに引っ張ると外れる嵌合式 |
尻軸にある段差のすき間には平バネが仕込まれていて、それによって差し込んだキャップがしっかりと固定される |
キャップをはずしたままでも筆記はできるが、このペンはキャップを尻軸にセットしてこそ、その美しさが表現される。尻軸には、先ほども触れた意味深な段差がある。ここにキャップがうまい具合に差し込めるようになっている。カチッというまで差し込んでいけば、キャップと尻軸は渾然一体となる。ペン先収納時そして筆記時においても完全なフラットボディになるよう設計されているのだ。
今回のペンには、パワータンクのメタル製リフィル(SJP-7)が組み合わされている。パワータンクと言えば、重力に頼らず圧縮ガスでインクを送り出すタフな仕様であり、軽いタッチでスムーズな書き心地にでも定評があるリフィルだ。今回のメタルボディとの相性はとてもよく、その重みを頼りにして、滑らかな筆記を楽しむことができる。個人的には、この重量感のあるボディで、あのジェットストリームで書いたら、さぞかし気分がいいのではないだろうかと思ってしまった。
上/太軸の「ラ・クーポラ」も同じようにキャップが尻軸にフラットに差し込める 左下/細身にしては38gとほどよい重量感になっている・低重心化が計られていて、握りやすい 右下/男性の手にしっくりと来る太軸。しかしショートサイズなので筆記時のペンの取り回しは見た目以上に快適(45g) |
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