ステーショナリー・文房具/ボールペンを愉しむ

こだわりボールペン ランキング ベスト5

商談や会議の時など、ビジネスの場で意外と見られているあなたのボールペン。他の人とはひと味違うこだわりのペンを持って差別化してみませんか。ガイドが選ぶ「こだわりボールペン ベスト5」をお届けします。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド

ビジネスの場で最もよく使うペンと言えば、やはりボールペンだろう。会議や商談、契約書の際などビジネスでは欠かすことのできないアイテム。そんな普段からよく使うペンだからこそ、人と違ったこだわったものを出来れば持ちたいもの。

そこで、今回は「こだわりボールペン ランキング」というテーマで、デザイン、素材、機構、書き心地など、他とは違う際だった特徴を持ったボールペンを5本選んでみた。


第五位:クラフトマンが一本一本手彫りしたペン
ヴァルドマン ヴィエナ

ヴァルドマン ヴィエナ ボールペン
ヴァルドマン ヴィエナ ボールペン4万2000円
今年で90周年を迎えるドイツの隠れた老舗ペンブランド「ヴァルドマン」。たくさんのペンブランドがある中で、ヴァルドマンならではの特徴は、ボディにスターリングシルバーを使っていることだ。スターリングシルバーと言えば、暖かみのある銀色をイメージしてしまうところだが、今回、選んだヴィエナというモデルは、その銀色を覆い隠すようにブラックで塗り固められている。

ヴァルドマン ヴィエナ ボールペン
ドイツのクラフトマンの手で、ひとつひとつ手作業で彫られている
ブラックとは言え、これもれっきとしたスターリングシルバー製。そのスターリングシルバーが、彫刻によって露わになるというモデルだ。

一般的なスターリングシルバーとはまた違う趣が味わえる一本。この彫刻は、ドイツでも屈指の彫刻の町、フォルツハイムで3代続く彫金職人の手によって一本一本作られたものだ。昔は数多くいたこうした彫金職人も、今ではすっかりその数も減ってしまったという。

ヴァルドマン ヴィエナ ボールペン
線に見えるところは、実は小さな彫りをつなげてラインに見せている。一本を仕上げるのに、気が遠くなるほどの手間がかけられている
見た目だけでなく、手にした時に、ひとつひとつの彫りが指先にフィットしてとても書きやすい。ドイツのクラフトマンシップを書くたび味わえる一本。

ヴァルドマン ヴィエナ ボールペンヴァルドマン ヴィエナ ボールペン
ペン先に至るまでしっかりと彫り込まれている
ひとつひとつの彫りが心地よいグリップを生む


【関連リンク】
ヴァルドマン オフィシャルサイト


次のページでは、「第四位」をご紹介。
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