このいざとなったら、サッと取り出せるという好位置にありながら、名刺を入れておくことだけでは勿体ない、とばかりに、メモを取るという機能も付け加わえた優れものがこの度発売された。
ワークストリーム社 エンベロプ・フェイスシリーズ
ワークストリーム社のエンベロプ・フェイスシリーズである。
シャープペンとボールペンを一本にまとめたものを「多機能ペン」と言うが、この名刺入れは、さしずめ「多機能名刺入れ」といったところだろうか。
見た目はあくまでシンプルな名刺入れ
一般の名刺入れと変わらないコンパクトさエンベロプフェイスという名のとおり、封筒のような逆三角をしたふたが付いている。名刺入れというとふたつ折りのものが一般的なので、ちょっと新鮮な印象がある。三角のふたをひょいとあけると名刺収納スペースになっている。名刺入れとして使っている分には、多機能であることはほとんど意識せずに、いたってふつうに使うことができる。
さて、もうひとつメモ機能であるが、エンベロプシリーズにはシステム手帳タイプとノートパッドタイプの2種類が用意されている。
まず、システム手帳タイプから見てみよう。
逆三角形のフタに指をかければ サッとあけられる。 | 名刺の収容能力は20枚くらい |
さて、もうひとつメモ機能であるが、エンベロプシリーズにはシステム手帳タイプとノートパッドタイプの2種類が用意されている。
まず、システム手帳タイプから見てみよう。
「名刺入れ+システム手帳」タイプ
ミニ5穴バインダー手帳/カードケース付
本体のサイドには、ペンホルダーが付いている。よくある手帳用のミニペンがピッタリとさせるようになっている。面白いのは、そのホルダーが3つもあることだ。なにも、3本のペンをさすと言うことではない。1本のペンをこの3つのホルダーに通して使うというものなのだ。実はこれ、システム手帳を開け閉めするためのロック機能も兼ねている。ペンをさした状態であれば、システム手帳はがっちりと口を閉ざして開くことはない。お客様の前で名刺を取り出す時には、手帳がヒラヒラと見えてしまっては失礼になりかねないので、これはなかなかいいかもしれない。
手帳用のミニペンなら概ねセットすることができる | ペンのボディのほとんどが覆われるので、手帳という印象はあまりない |
ペンを取り出さない限り、手帳は開かない。そもそも、手帳を使う時はペンを使うものだから、ある意味この方式はとっても合理的だと思う。
止め具を兼ねたペンホルダー | 内側にはポケットもある |
名刺入れサイズという小ささではあるが、中を開くとしっかりとしたシステム手帳になっている。サイズはミニ5穴タイプ。リフィルは付属されていないので、自分で揃える必要がある。ミ二5穴サイズのリフィルは色々と市販されているので、自分なりにカスタマイズするなんていうのも楽しいと思う。ただ、欲張りすぎてあれもこれも詰め込みすぎてしまうと、せっかくのコンパクトスタイルを崩してしまうことになるので、程ほどに……。
カラーバリエーションは、
オレンジ、水色の他、こげ茶、黒もある。
オレンジ、水色の他、こげ茶、黒もある。
名刺交換をして、ひととおり打ち合わせが終わった後に次の打ち合わせの日程を決めると言ったことはよくあるシチュエーションだ。そんな時にこの名刺入れ+システム手帳なら、スマートに振舞うことができそうだ。
<DATA>
・商品名:ワークストリーム エンベロプフェイス
ミニ5穴バインダー手帳/カードケース付
・サイズ:115mm×80mm
・素材:牛革
*システム手帳のリフィルおよびミニペンは付属されません。
・価格: 12,600円(税込み)
・販売店:伊勢丹新宿店本館6F ステーショナリー売場
・問合わせ先:ワークストリーム