カランダッシュ ダイヤモンド&ライン ボールペン
ダイヤモンドの輝きは女性の心をとらえるだけでなく、男性の目から見てもとても美しいものだと思う。しかし、いざ男性が身に付けるとなると、一歩間違えば相当キザになってしまいかねない。
さりげなく、ダイヤモンドを身に付けられたら・・・。そんな男心をかなえてくれる素敵なペンがある。カランダッシュ ブラックシリーズのダイヤモンド&ラインだ。
スイスのペンブランド、カランダッシュは「メゾンド オート エクリチュール」というコンセプトのもと、永年培った技術力に裏打ちされた高級ラインを次々に発表している。言わば、筆記具のオートクチュールのといったところだろう。
このダイヤモンド&ラインもそのコンセプトから生まれたひとつである。
さりげなく輝く格好よさ
カランダッシュの定番ペン、ヘキサゴナル コレクションを
ベースにして作られている
ベースにして作られている
カランダッシュと言えばこのスタイル、というくらいにトレードマークになっている六角軸ボディ。そもそも、カランダッシュがこのスタイルを守っている理由は、カランダッシュという社名がロシア語で鉛筆と言う意味があり、設立当初、鉛筆製造所としてスタートしたという自らの生い立ちからきている。
ボディにはソリッド感あふれるメタルボディが使われており、シルバーとブラックが六面体の交互に配置されている。ブラックにはチャイニーズラッカーと呼ばれる漆が塗り上げられており、もう一方のシルバーにはシャープなラインが刻み込まれている。鉛筆で見慣れているはずのシンプルな六角軸ボディなのに、高級感漂うものに仕上げられている。鉛筆を知り尽くしたカランダッシュならではのデザイン力だ。
漆とストレートにカットされた面がとてもシャープな印象
デザインモチーフは、大都市の摩天楼に立ち並ぶ高層ビル。ビジネスマンが日々真剣勝負を繰り広げている場だ。ペンを垂直に立てて見てみると、ブラックとシルバーのコントラストが、まさに夜空にそびえる高層ビルのように見える。
その中で、ひときわ輝きを放っているのがこのモデルの最大の特徴であるダイヤモンド。クリップの先端に0.033カラットのブラックダイヤモンドがあしらわれている。無色のダイヤではなく、あえてブラックダイヤにしているところが男ごころをくすぐる。クリップの面にあわせるようにブラックダイヤモンドがフラットに埋め込まれているので、必要以上に目立ちすぎず、あくまでも主役はペンであることを心得ているような静かな佇まいを見せている。
シルバークリップに ブラックダイヤモンドが映える | フラットに埋め込まれているので、引っ掛けたりという心配はない。 |
黒い輝きを身にまとう
筆記具メーカーとして80年の歴史を誇る老舗ということで、その書き味は折り紙つき。しかし、書くだけでなく、このペンならではの、身につけるという愉しみもぜひ味わいたい。スーツの胸ポケットにさせば、ボディはすっかりと姿を隠し、ダイヤを埋め込んだクリップだけが大きく露出される。ちょうど胸元にブラックダイヤモンドを抱いたような格好になる。常にキラキラと輝いているわけではなく、ふとした拍子に光がさし、輝きを放つ。その主張しすぎないさりげなさが男のアクセサリーらしくていいと思う。
胸元にキラリと輝くさりげない主張となる。
最近は、かなり寛容になってきたとは言え、ビジネスの場でアクセサリーを身につけるのは、まだまだ抵抗を感じるという方も多いと思う。しかし、こうした普段から持ち歩いているペンであれば、気負わずにお洒落が愉しめそうだ。
ビジネスの場で、日々繰り広げられる商談、サイン、メモなどペンを使う場面はとても多い。このダイヤモンド&ラインで筆記していると、摩天楼のようなスタイルとともに、ブラックダイヤモンドの輝きも眺めながら仕事をすることができる。
ゴージャスさを競う宝飾ペンとは違い、筆記具としての使いやすさや基本性能はしっかりと備えており、その上でアクセサリーとしても愉しめるこのダイヤモンド&ライン。いかにも老舗筆記具ブランドという感じがしてとても好感がもてる。
カランダッシュ ダイヤモンド&ブラック
万年筆 F/M/B 336,000円
ボールペン 220,500円
世界限定各250本
万年筆 F/M/B 336,000円
ボールペン 220,500円
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