副題は「青空のもとで想像力を 膨らませて」 |
こちらのブルーは青空をイメージした色。私たちが日ごろよくみる青空というよりも、すこしばかり紫っぽさが強いブルー。一般的なブルーがお好きな方には、きっと馴染みやすいカラーだと思う。
■ カリビアンシー
副題は「雑踏から逃れて、 癒しのひとときを・・・」 |
私はカリブの海には行った事はないのだが、きっとこんなきれいなブルーなのだろうと思わせてくれるような爽やかなカラー。ターコイズブルーをイメージしていただくと近いかもしれない。発色のよい鮮やかさが特徴だ。まもなくやってくる暑い季節にこのインクで書けば自分をクールダウンしてくれそうだ。暑中お見舞いのメッセージを書くときなどにもピッタリ。涼しさが伝わってくる色だ。
■ アマゾン
副題は「自然への探求に心を 奮い立たせて」 |
グリーンを「アマゾン」と名付けたそのネーミングが実に見事だと思う。うっそうと生い茂る暗いイメージのジャングルではなく、原色の世界のきれいなジャングルをイメージしたグリーン。既存の万年筆のグリーンインクの中でも、とりわけ鮮やかな部類に入ると思う。みずみずしさあふれるグリーンだ。
■ カーボン
副題は「深く情熱的なストーリーを好んでみては」 |
万年筆の中で、もっともポピュラーなブラックを今回のコレクションではカーボンと呼んでいる。印象としては、他のブラックよりも若干濃いように感じられた。
主役になった万年筆インク
カランダッシュ インクコレクション 各2,310円 インク容量30ml
万年筆のインクというと、これまで脇役的な存在だったように思う。しかし、今回のカランダッシュのインクコレクションでは、存在感あるどっしりとしたカットグラスのインクボトルであったり、大自然をイメージしたビジュアル、そして他にはない色彩豊かな色あいなど、とても主張があり、脇役から一挙に主役に躍り出た感がある。
普段、洋服は季節やその日の気分によって色を変えている。同じように、万年筆のインクだって替えてみてもいいと思う。インクの色を替えるだけで、印象はガラッと変わってくる。お気に入りの万年筆のインクをいつもとは違う色に着替えて愉しんでみませんか。
インクを着替えて、気分もリフレッシュ
*今回の試し書きに使用した紙は、オリジナルクラウンミル社(ベルギー)
のクリームレイドというコットンペーパーを使用。
*インクの色を替える時は、万年筆を洗浄してください。
万年筆のメンテはこちらをご参照ください。
<関連リンク>
カランダッシュ オフィシャルサイト(英語)
リンク集「万年筆を所有する幸せ」
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