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そろそろ自分専用シュレッダー、という方に(2ページ目)

テレビのニュースを騒がす個人情報の流出事件。今や、自分の個人情報は自分で守る時代。オフィスや自宅に置いてさまになる素敵なデザインと機能性を持ったシュレッダーをご紹介。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド


こだわりぬいたのは、静かさ

ノックス シュレッダー101

シュレッダーを使っていて、気になるのがその大きな音。。シュレッダーを使ったことのある方なら、きっと誰しもが感じていることだと思うが、あまりの音の大きさに周りに遠慮しながら使うということがあるくらいだ。

このシュレッダーでは、43.5デシベルという静粛性を誇る。といっても、イメージしにくいと思うが、ふつうのオフィスの騒音が30デシベルくらいなので、それよりも少しだけうるさいという程度だ。これなら、オフィスでも周りに気兼ねなく、じゃんじゃんとシュレッダーすることができる。

この静かさを実現するために、いくつかの工夫が凝らされている。

シュレッダーの音の発信源であるモーターを静音モーターにし、その音をできるだけ漏らさぬようにと、天板を25mmという分厚い天然木にしている。天板はデザインということだけでなく、こうした機能性という面からも意味あるものだったのだ。そして、後ほど詳しくご説明するが、裁断の方式を通常のクロスカットではなく、ダイヤモンドカットにしていることも、静かさにつながっている。

ノックス シュレッダー101ノックス シュレッダー101
静音モーターの採用
25mmの分厚い天然木が裁断の時の音を和らげてくれる。

実際に、ほとんど音のしない静かな部屋で試させていただいたのだが、確かに、これまでのものより静かだった。これなら自宅でも十分使えそうだ。


シュレッダーとしての使い心地は、、

そもそもシュレッダーの一番の目的は、クレジットカードの明細など、他人に見せてはいけない重要データをしっかりと破棄することにある。

このシュレッダーは、先ほどふれた「ダイヤモンドカット」という裁断方式が使われている。シュレッダーの裁断方式にはいくつかある。ストレートカット、クロスカット、そしてこのダイヤモンドカットだ。

今回のシュレッダーに採用されているダイヤモンドカットの特徴は、切り刻まれた紙のかけらの復元のしにくさにある。

では、実際に裁断されたものを比べてみると、クロスカットは短冊状になっており、ダイヤモンドカットの方は、まさにダイヤ型になっている。ダイヤモンドカットの方が、復元しにくいことがご理解いただけると思う。

ノックス シュレッダー101
左がクロスカット、右がダイヤモンドカット


ノックス シュレッダー101
細かく刻まれるダイヤモンドカットはかさばらないという利点もある。さらに、このダイヤモンドカットにはもう1ついいことがある。それは、細かく裁断できるので、シュレッダーの中のごみが他の方式よりもかさばりにくいということがある。シュレッダーしようと思った時に、ごみがいっぱいだったということがたまにあるが、これなら、ごみ捨ての回数を減らせることができる。

また、急いでいるときは、ついつい数枚まとめてシュレッダーすることがあるが、これは、1回に最大で8枚の紙をシュレッダーすることができるというハイパワー。ちなみに、紙以外であれば、クレジットカード程度のプラスチックカードも裁断できるそうだ。

この様に、デザインだけでなく、機能性もしっかりと備わったシュレッダーなのだ。


ノックス シュレッダー101
ノックス シュレッダー101
      ナチュラル・ブラック 各 27,300円
    外形サイズ Ø 318×376.5mm
    重量  約6Kg (組み合わせ時)

これまでのシュレッダーは、サイズと音の大きさのせいだと思うが、コピー機の近くといった、自分からできるだけ遠ざけた場所においておくものだった。しかし、このノックスのシュレッダーはゴミ箱程度のスペースで収まるコンパクトさと静かさ、そして、なによりモダンなデザインをしているため、逆に自分に出来るだけ近いところに置いておきたくなってしまう。

マイ・シュレッダーをお探しの方は、候補のひとつに入れてみてはいかがだろうか。


<関連リンク>
ノックスのオフィシャルサイト
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