雨にも負けず汚れにも負けず!
起毛系ではないものの、たとえ艶が出ても鈍くしか光らない革靴も存在します。ややカジュアルな印象を受ける場合も多いですが、これらは通常のものに比べ過酷な条件下でも性能が落ちないため、いざという時にも頼れる靴です。 |
靴に用いる牛革の種類を知るこのシリーズ。前回は表面を起毛させた革の色々についてお話しました。最近は鞣しの技術が進み、スエードだかヌバックだか一体どっち? 的なものが増えているのですが、お手入れの方法自体は変化ありませんので、ご安心下さい。
一見同じに見えても、実は違う! 的な系統の革を今回もご紹介致しましょう。休日や旅行時それに悪天候の日に活躍する、マットな表面感を持ったものです。多少乱雑な使い方をしてしまってもビクともしない、タフな性能が頼もしいこれらの革にも様々な種類があり、ワークブーツの世界ではかなり詳細に分類する傾向がありますが、今回はビジネスに適したものも含めて、取り敢えず代表的なものを幾つか採り上げます。
次のページでは、多分一番代表的なもの!