ゴテゴテ光り過ぎない「あっさり感」が魅力!

グローブレザーのWeejuns
独特の質感のグローブレザーを用いた、 BASSのコインローファー 「ウィージュン(Weejuns)」です。かつてアメリカントラッドな装いの足元を代表したローファーと言えば、ALDENではなく絶対にこれ! 学生御用達だったデザインも価格も、未だに健在です。 ¥17,640(税込み) SEPTIS


この夏のこと、東京の三軒茶屋にあるセレクトストアSEPTISにふと立ち寄った際、あれほどのアメリカントラッドブーム(正にブーム。幼い頃からトラッドで育った小生にとっては、このトレンドは「清潔感」と言う一番肝心な要素が全く欠けているので、手放しには喜べないのが本音)にもかかわらず他店では何故か全くお目に掛かれなかったBASSのコインローファー 「ウィージュン(Weejuns)」を、久々に発見してしまいました。もはや中南米製ではありましたが、以前とあまり変わらぬモカシン縫いの顔立ち、そして以前とあまり変わらぬ価格に狂喜乱舞し、脳内は速攻で購入検討モードに突入。この手の靴は言わば「つっかけ」ですから、原産地とかにこだわり過ぎてしまうのはかえって野暮と言うものです(アメリカ製にこだわりたい気持ちも、もの凄く解るのだけど、一方で割り切りも肝心!)。

お馴染みの黒やバーガンディも当然魅力的でしたが、小生の心を捕らえたのは上の写真のような、ゴテゴテギラギラせずあっさりした質感の茶のグローブレザーのもの。夏場はカーキのショーツ、冬にはキャメルヘアのアメリカントラッドなブレザーで気楽に合わせよう! と履きこなしもすぐに浮かび、無事お買い上げに至りました。目下その想定以上、文字通り八面六臂の大活躍をしてくれているのですが、実はこの革、巷のカジュアルシューズでは結構多く使われているのに、お手入れの方法についてはほとんど語られていない素材であることに、履き込んでゆくうちに気付いた次第です。

ということは、この革でできた靴の取り扱いにちょっと悩んでいらっしゃる方、小生以外にも必ずいるはず。そこで今回は、この「グローブレザー」の特徴とケアの方法について、次のページ以降で考察してみたいと思います。


次のページは、このグローブレザーの特徴について!