男の靴・スニーカー/スニーカー・ブーツ

プレミアータからドメ・ブラ「コーズ」まで。 男の秋はブーツが面白い。

ブーツといえば毎度毎度のシーズン商品なんだけど、何だか今年のブーツはとっても新鮮。ベースはドレスかギア。あなたはどちらを選ぶ?

執筆者:竹川 圭


鹿子木隆さんほど天の邪鬼な人はいない。リズム・フットウェアといえば量産靴にはない、小技を効かせたスニーカーで有名になったんだけど、しばらく前から「ユーザーの期待を裏切りたい。最近は本気の靴がつくりたいんですよ」って語ってた。で、つくっちゃったのがコレ。つまり“本気の靴”ってのはヘビーデューティな靴のことなのですが、う~ん、カッコいい。軸足がしっかりした人って、何やってもサマになりますね~。

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価格3万5500円
(問)リズム・フットウェアtel.03.5411.7876


その名をイタリアン・カウボーイに由来するブッテロ。風光明媚なトスカーナの地で靴をつくり続けてるだけあって、さすが、ギア系ブーツはお手のモノ。“いま”を適度に取り込みつつも、あくまでリアルな背景が感じられるココンチの靴は、何だか安心できます。

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価格2点とも3万9000円
(問)銀座ワシントン靴店tel. 03.3572.5911


無数の人の協力があって靴がつくられる。感謝の気持ちをこめたブランドです―。新しく発表したブランド名は、そんなわけで“集まる”を意味するアッセンブルをつけて、to&co.アッセンブル。ラバー底を採用し、要はセカンド・ラインの趣なのだけど、浜田・若林両氏がつくりたいトコの軸足は少しもぶれてないし、その考え方には偉く共鳴したもんです。

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価格2点とも2万1000円
(問)パドルtel.03.5770.5052


コーズの増田さんが自信を持ってこれまでの集大成、と言い切ったのがこのコンバットブーツ。アメリカのワークブーツに変わるモノがつくりたかったと話す増田さんは、新たに開拓したイタリアの工場に生産を依頼。オイルをしみ込ませたキャンバスとレザーのコンビが見事に洗練されていて、やっぱり「上手い!!」って感想。今シーズンは思わず僕も注文をつけたスニーカーもあるんだけど、それはまた改めて。

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価格4万6000円
(問)ジャック・オブ・オール・トレーズtel. 03.3401.5001


次ページでは職人の手になる(!)スニーカー、パトリックや今シーズン注目しておきたいドレス・ブランドを紹介します。
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