保温性と耐久性で選ぶ
アクリルのインナーがついているものや、ゴアテックスようなハイテク素材やフリースを使用しているものは、暖かで保温性があります。レザースキンだけのものやコットン素材のニットのものは保温性に欠けることがあります。耐久性では、ニットで編んだものよりもレザーやナイロンのほうが耐久性があります。 |
| 保温性を重視するにはレザーにインナーがついたものやゴアテックスのようなハイテク素材のものを選びます photo:石井幸久（m.m.blue） |
使い勝手のよさ、便利さで選ぶ
手袋を選ぶ時の最も大切なポイントは、はめやすくて、外しやすいことです。手袋をはめて細かい作業をするのは難しいものです。鞄の中の財布を取り出すことはできても、財布の中のお札やコインを取り出したりするのは困難です。また、新聞や雑誌を取り出せても、ページをめくるのは面倒です。細かな作業をするには、どうしても手袋をはずさねばならず、作業が終わったら、また手袋をはめなければなりません。つまり、一日のうちに何度も手袋をはめたり、はずしたりしなければならないわけです。なので、アウトドアタイプ、フォーマルタイプにかかわらず、簡単にはめたり外したりできる手袋が必要となってくるのです。以上、今回は、手袋を選ぶ時に気をつけたいポイントを解説しました。ダウンジャケットなどでスポーティな着こなしをするときには、ナイロンやフリースのざっくりとした大きめの手袋を、また、トレンチコートなどでフォーマルな装いのときにはレザーのほそみのスタイリッシュな手袋がおススメです。
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