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正しいスーツの選び方(4) 体型別で選ぶ(2ページ目)

今回は体型別に似合うスーツの選び方を解説しました。体型にあったスーツの形や色などを選ぶことで、自分に似合うスーツを見つけましょう。

首藤 眞一

執筆者:首藤 眞一

メンズファッションガイド

太っている人に似合うスーツ

太っている人は体型を隠すためにオーバーサイズで余裕のあるスーツを着ることがあります。しかし、その場合、余計に太って見えてしまいます。まずは、ジャストサイズのスーツを着てすっきりとシンプルに見せる工夫をしましょう。例えば、スーツのパンツは余裕を持たせたタックが入ったパンツを選ぶよりも、ノータックのほうが細く見えます。また、シングル・ブレステッドのスーツでは窮屈な印象を与えてしまうので、ダブル・ブレステッドのスーツのほうが太っている人には似合います。さらに、カラーとしては、ダークスーツのほうがベージュなどの膨張色よりも体を引き締めて見せてくれます。

痩せている人に似合うスーツ

痩せている人には、シングルブレステッドのスーツの方がよく似合います。
痩せている人は、スーツを着ているという印象より、スーツに着られているという印象を受ける場合が多くあります。それはサイズ選びの問題でもありますが、スーツの形を選ぶことも関係しています。痩せている人は、ダブルブレステッドのスーツよりも、シングルブレステッドの3つボタンのスーツの方がよく似合います。それは、より体にフィットした印象を与え、スーツに着られているという印象をなくすことができるからです。

以上、今回は、スーツの選び方を体型別に解説してみました。どんな体型でも、基本はやはりジャストフィットのスーツを選ぶことがとても大切となります。その上で、体型にあったスーツの形や色などを選ぶことで、自分に似合うスーツを見つけることができるのです。

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