チャーチのカントリーシューズ
1980年代にはすでに作られていたチャーチのカントリーシューズESKDALE。アッパーのスコッチグレイン素材が魅力です。現在は製造していないはず。私物。 |
英国チャーチのカントリーテイストのシューズといえば、グラフトンとバーウッド。ブローグじゃないですがシャノンもダブルソールなので仲間と考えていいでしょう。このあたりのモデルはディセンタージュで現在でも購入できます。
過去にもチャーチはいろいろ作っていたようで、ESKDALE(エスクデイルと読むのかな)というモデルも直球勝負のカントリーシューズです。1年ほど前に中古で手に入れたんですが、なかなか雰囲気があるので紹介しておきます。
調べてみたら1980年代後半の雑誌に載っていたので、1990年代に入ってからも製造していたかもしれませんね。
上から見るとラスト81の特徴であるボリューム感たっぷりのラウンドトウがよくわかります。私物。 |
デザインは外羽根式のフルブローグで、アッパーは柔らかなスコッチグレイン。この革の質がまたいいんです。
ライニングは布ではなくレザー仕様です。ソールはダブルソールで、もちろんグッドイヤーウエルテッド製法。チャーチらしい高級感と堅牢さがみごとに溶け合った逸品です。
ラスト(木型)はバーウットでお馴染みのラスト81で、先端のボリューム感のあるラウンドトウが特徴です。ただバーウッドは内羽根式なので見た印象は違います。
現在はおそらく生産していないモデルですが、こういう上質なカントリーシューズを作ってきたチャーチって、「やっぱり凄いなあ~」と再認識してしまいました。
ちなみにコーディネイトは、当時のバリー・ブリッケンのチノパンと、ハリソンのアーガイルソックスを合わせて履いています。それにしてもパンツが太すぎる&股上深すぎる~(笑)。