スーツ・ジャケット/カジュアルファッション

ザックリ感が魅力、ハリスツイードに夢中!(2ページ目)

今回は英国カントリーツイードの名門マーチャント、ポーター&ハーディングのツイードと、ハリソンズ・オブ・エジンバラのフランネルを紹介しています! 本当に英国のツイードはいいですよね~(しみじみ)。

倉野 路凡

執筆者:倉野 路凡

メンズファッションガイド

ポーター&ハーディングのハリスツイード


魅惑のツイード&フランネル
リア・ブラウン&ダンスフォードの4代目、ジョイントマネージングディレクターのJames Dunsford氏。以前、英国大使館で開催されたザ・ロンドンカット展以来の再会でした。


今回は1947年創業のカントリーツイードの名門マーチャント、ポーター&ハーディングを傘下に収めるリア・ブラウン&ダンスフォードの4代目、ジョイントマネージングディレクターのJames Dunsford氏にいろいろ伺ってみた。

「ポーター&ハーディングは1970年代にもハリスツイードを扱っていました。その後はソーンプルーフやハーツイストなどのツイードをメインにしていたのですが、最近また力を入れるようになってきました。

扱っているのは小さな会社(全体の2割を生産)のほうで、450gのミドルウェイトが特徴です。肉厚なのでテーラーにも人気があります。柄は毎シーズン新柄を出しています」

魅惑のツイード&フランネル
ポーター&ハーディングのハリスツイードの服地。写真ではブラウンっぽく見えるが、グリーン系のカントリーらしい服地を選んでみた。写真は裏面です。


ちなみに大手が織るハリスツイードは400gで少し軽いが、クオリティに差はないようだ。またポーター&ハーディングの生地はとくに日本向けにソフトにしているというわけではなく、英国とまったく同じもの。ほんと、英国服地好きにはたまらない。

手で触ってみるとかなりざっくりした感じでハリがある。こんな生地でジャケットを作ったら、10年以上は余裕で着られるだろうなあ~・・・。

そんな理由で、銀座のテーラー羊屋で一着作ることになりました(笑)。今回みんなでバンチから選んだ生地はグリーン系のものでカントリーの匂いがたっぷり入ったもの。

次のページは、「ハリソンズの紡毛フランネル」です
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます