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ザ・ロンドン・カット展に行ってきました!(2ページ目)

ロンドンのサヴィル・ロウのテーラーたちの競演ともいえる、ザ・ロンドン・カット展に行ってきました! スーツに興味のある方必見です。

倉野 路凡

執筆者:倉野 路凡

メンズファッションガイド

日本のテーラーもしっかり見てました


ザ・ロンドン・カット展
右はブルーシアーズの久保田さん。ロンドンのキーブス&ホークスで長く修行されていたので、サヴィル・ロウのテーラーたちからもその存在はよく知られています。

駐日英国大使館公邸で開催されたプレス向け内覧会には、日本のテーラーもちゃんと見に来ていました。

素人が見るとすべて同じ仕立てに見えるんですが(笑)、プロが見るときっと違いがわかるのでしょう。

ちなみに私は、ハリソンズやエドウィンウッドハウス、テーラー&ロッヂなどの英国服地を取り扱うマルキシの岸さんと、リッドテーラーの根本さんと一緒に行ってきました。

会場には1時間半ほどいたんですが、その間にも多くのテーラーに出会いました。みなさん勉強熱心です。

ザ・ロンドン・カット展
同行したリッドテーラーの根本さん。彼はスリーピースがよく似合います。先日ロンドンやハダスフィールドに行かれたばかり。

わかっただけでもア ワークルーム、テーラー・アスコット、テーラー・サクライ、羊屋、ブルーシアーズ、コルウ(神戸)など。

正直にいうと、スーツよりも飾ってあったテーラーの仕立て台帳が気になって気になって(笑)。なんてたって往年の大スターの名が載っているわけだからね~。

ザ・ロンドン・カット展
往年の大女優マレーネ・ディートリッヒの名も台帳に載っていました。

ゲーリー・クーパーをはじめローレンス・オリビエケイリー・グラントが仕立てたときに記帳したものがあり、かなり興奮しました。

女性ではマレーネ・ディートリッヒの名も。こういうのは滅多に見られるものじゃないので有り難かったですね。あ~愛しのマレーネ様!

公邸にはとうぜんサヴィル・ロウの偉い方たちもいました。お世辞ではなく、彼らはサヴィル・ロウ仕立てのスーツがよく似合う。

まあ、こればかりはしょうがないですね(笑)。どうしたらあんなに似合うのでしょうか・・・。

[関連リンク]
LID TAILORの根本修さんの記事はこちら

ハリソンズ・オブ・エジンバラの服地の記事はこちら

ア ワークルームのオーダースーツの記事はこちら

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