男の靴・スニーカー/ドレスシューズ

とても履きやすい、ジオグラフィーの靴(2ページ目)

やっとジオグラフィーの靴を買いました(笑)。いまの日本人の足に合った木型、上質の革、丁寧な作りによって、履きやすい靴を実現! フィットしない靴で悩んでいる人にはおすすめです。

倉野 路凡

執筆者:倉野 路凡

メンズファッションガイド

グレースという木型


ジオグラフィー リヴィング
木型「グレース」は甲の薄い人にフィットしやすい設計になっている。

ジオグラフィーのレディメイドの靴はEEウィズ(オーダーメイドはEウィズ)の展開なのだが、「グレース」「カトリーヌ」「オードリー」・・・といった日本人の足型に合った木型を用意している。

そのなかでも「グレース」は、甲薄の足の人にも合いやすい形なのだ。写真でもわかると思うが、甲の厚みがあまりない。

あと、踵のヒールカップを小さめにして、踏まず(ウエスト)のシェイプも効かせているのでフィット感があるのだ。これは「カトリーヌ」「オードリー」も共通。

木型ではわかりにくいかもしれないが、実際の靴を横から見ると、甲の部分がこのように薄い。これでもフィットしない人はオーダーメイドという選択もある。

ジオグラフィー リヴィング
ヨコから見ると甲が薄く、なだらかに足首側に上がっていく感じ。

オーダーメイドといっても、お気に入りの革に交換するだけのパターンオーダー的なものから、左右のウィズが異なれば、左右違ったウィズでオーダーすることもできるのだ。それでもフィットしない場合は木型を作製することもできる。

写真のものはグッドイヤーウエルト製法だが、別途料金でハンドウエルト(手縫い)も可能だ。

オーダーメイドの場合、幅出しの微調整や、くるぶしが当たる部分の調整などは価格込みになっている。

今回購入した靴の素材はイタリアのケララ社(タンナー)のベビーカーフを使用。通常のカーフよりも薄く、柔らかく、それだけ足に馴染みやすいのが特徴だ。

ベビーカーフを使用したオーダーメイドの場合
シングルソールのオープントラック(出し縫い糸がアウトソール側から見えている)仕上げで、価格6万5000円+税=6万8250円~。

アウトソールを今回購入したヒドゥンチャネル仕上げにすると価格7万5000円+税=7万8750円~になる。

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