男の靴・スニーカー/ドレスシューズ

履き心地最高! ジオグラフィーの靴(3ページ目)

GEOGRAPHY Living(ジオグラフィー リヴィング)の靴はフィットして、とても履きやすい。とくに踵の小さい日本人にぴったりなラスト(木型)を使っているのだ。レディメイドとカスタムオーダーを展開している。

倉野 路凡

執筆者:倉野 路凡

メンズファッションガイド

このモデルが気に入った~。(コラム風)


ジオグラフィー リヴィング
これがお気に入りのサンプルモデル。いい感じでしょう。日本ではまだ少ないダービー(外羽根式)のセミブローグ。製法はグッドイヤー・ウェルテッド製法。ラストはグレース(no.14)。オーダー用のサンプル。


話は戻るが、ショップの方にフィッティングしてもらって、あれこれ見せてもらっていたら、お気に入りのモデルが見つかった。

それが写真のオーダー用のサンプルモデルで、グッドイヤー・ウェルテッド製法によるダービー(外羽根式)のセミブローグという、じつに英国らしい一足。

羽根のパーフォレーションの流れ方も洗練されていて、けっこう好きなデザインだ。

こちらはグレース(no.14)というラストを使っていて、ダブルソールのオープントラック仕上げ。ちなみにグレースというのは女優のグレース・ケリーから命名したもの。「裏窓」と「泥棒成金」が懐かしい~。

もちろんこのままでも大変魅力のあるモデルなのだが、カスタムオーダーして、より自分好みの一足にしたいと思った。

ジオグラフィー リヴィング
上の写真と同じオーダー用のサンプルモデル。使っているのはイタリアの特殊加工の革で、ブラッシングしてエイジングの感じを出している。ソールはオープントラック仕上げ。このモデルをカスタムオーダーでヒドゥンチャネル仕上げにして、アッパーをバーガンディー色にしたい。


以下空想→ダブルソールをヒドゥンチャネル仕上げにしてもらって、つま先に磨耗防止用の釘を打ってもらう・・・。

「本当はスティールがいいなあ~。なきゃ、ユニオンワークスで打ってもらうか」

ジオグラフィー リヴィング
デュプイのバーガンディー色のカーフ。裏面にアニローと書かれていた。たぶん色の名だろう。実際の革はもう少し薄い色かもしれない。
アッパーは迷うところだが、たとえばデュプイのバーガンディー色のカーフにしたら、ちょっと色気が加味されるかなと・・・。

「アンティーク仕上げにするとかっこいいな~」
※色の雰囲気でいうと、「最高級靴読本Vol.2/世界文化社」の35ページにあるGATTOの感じ。

結果からいうとまだオーダーしていないのだが、オプションをあれこれ加えていっても8万円以下でできそうだ。

このクラスの国産ブランドだと三陽山長の「寿三郎」(内羽根式セミブローグ/パターンオーダー)がある。

ただジオグラフィーは国産では数少ないダービー(外羽根式)のセミブローグというところがなんといっても魅力なのだ! しかもぴったりフィットして履きやすいから、やはりこちらが欲しい~。

というわけで、たぶん夏か、遅くても秋にはオーダーするでしょう。

商品のお問い合わせ先
GEOGRAPHY Living
東京都渋谷区神宮前6-34-14 黒川ビル202
TEL 03-3409-5960
営業時間 11:00~20:00
水曜日定休

[関連リンク]
靴ガイドの飯野さんが紹介した過去の記事です。
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