男の靴・スニーカー/ドレスシューズ

履き心地最高! ジオグラフィーの靴

GEOGRAPHY Living(ジオグラフィー リヴィング)の靴はフィットして、とても履きやすい。とくに踵の小さい日本人にぴったりなラスト(木型)を使っているのだ。レディメイドとカスタムオーダーを展開している。

倉野 路凡

執筆者:倉野 路凡

メンズファッションガイド

小さめの踵の人にぴったり


ジオグラフィー リヴィング
こちらはソールをヒドゥンチャネル仕上げにした高級なレディメイドライン。問ジオグラフィー リヴィング。


既製靴のなかから自分の足に合った靴を選ぶのはかなり難しい。たとえ合ったとしてもデザインが気に入らなかったり、値段が高かったりしてしまうことも。

先日なんとなく立ち寄った原宿のGEOGRAPHY Living(ジオグラフィー リヴィング)で、サンプルの靴を履かせてもらったところ、かなりいいフィット感!

これはお世辞ではなく本当にいいのだ。基本ラスト(木型)は3型あるのだが、そのうちのグレース(no.14)というラストがちょうど合った。

ちなみにボクの足は踵が小さく甲も薄い。高級既製靴のなかに合うものもあるが、気軽に買えるものではない。

これまでお手頃価格でぴったり合ったのは旧チャーチのラスト73E、ワンサイズ小さめのスコッチグレインのUチップくらいだ。

ジオグラフィー リヴィングは、靴業界で企画開発とショップに携わってきた、ともにキャリア30年の2人がスタートさせたショップで、オープンしたのは昨年の2月のこと。

靴に関してはもちろんだが、ラスト(木型)に関しても熟知されていて、とても完成度の高いラストを使っている。

ジオグラフィー リヴィング
ソールをオープントラック(溝ステッチ)仕上げにしたモデル。中央のプレーントウはオーダー用のサンプル。問ジオグラフィー リヴィング。


基本となるラストは、カトリーヌ(no.20)、オードリー(no.17)、グレース(no.14)の3型で、それぞれシルエットが異なるが、小さめの踵、絞り込んだ土踏まず、ソフトな甲へのホールド感は共通している。

このショップはレディメイドシューズ(既製靴)だけでなく、カスタムオーダーシューズ(パターンオーダー)も展開している。

レディメイドシューズは3型のラストから製作されたもので、ラストによってオープントラック(溝ステッチ)仕上げと、ヒドゥンチャネル仕上げのものに分かれる。

アッパーの革はフランスのアノネイデュプイのボックスカーフなどがあり、グッドイヤー・ウェルテッド製法のモデルで、3万9900円(税込)から

高いものでも5万円台後半の価格帯で購入できる。マッケイ製法のモデルは2万9400円(税込)からとさらにリーズナブルだ。

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