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K.T.ルイストンのローファーにゾッコン!(2ページ目)

アメリカン・ローファー不遇の時代にあって、ついに見つけたのがK.T.ルイストンの米国製ローファー。オールデンとは一味違うカジュアル感がたまりません! アメリカントラッドに関係なく手に入れたい一足です。

倉野 路凡

執筆者:倉野 路凡

メンズファッションガイド

やっと見つけたアメリカン・ローファー


K.T.ルイストンのローファー
真横から見るとけっこう端整だったりします。K.T.ルイストン UNLINED PENNY LOAFER。価格2万6775円。問ラコタハウス。
現在ここに挙げたアメリカン・ローファーはほとんど見かけなくなりました。

ネットで一部のブランドがまだ購入できるようですが、実際に履いてフィッティングしたいですよね、やっぱり。

確実に購入できるのはオールデンやジョンストン&マーフィーのLA41T(ライセンス)くらいなものです。あと限定でビームス+が販売していたりします。


K.T.ルイストンのローファー
コインストラップの両端はビーフロール仕様ではないですが、しっかりと職人の手仕事が施されています。スキーモックのようにつまんで縫っているみたいです。K.T.ルイストン UNLINED PENNY LOAFER。価格2万6775円。問ラコタハウス。
で、ようやく見つけ出したのが、K.T.ルイストンのローファー。扱っているのはオールデンでお馴染みのラコタハウスで、オリジナルブランドなんですが、ちゃんとアメリカのメイン州の工場で作っています。アメリカの匂いのする希少なローファーなんです。

メイン州というと、モカシン靴の聖地みたいなところで、英国靴でいうとノーザンプトン、眼鏡でいうと福井県鯖江市のようなところです(笑)。

このK.T.ルイストンのローファーは、ジュヌイン・ハンドソーンという手間のかかる製法で、現在この縫い方ができる工場はアメリカでも皆無といってもいいくらい。


K.T.ルイストンのローファー
アウトソールはとうぜんレザーで、見るからに安定感のある大きさです。チャネル仕上げでないところがアメリカンって感じで泣かせてくれます。K.T.ルイストン UNLINED PENNY LOAFER。価格2万6775円。問ラコタハウス。
モカシン部分を縫うときに、穴を開けながら一針一針縫っていく製法で、職人の手仕事の工程が多いのが特徴です。

種類はライニングのないタイプと、ライニングの付いたタイプがあり、どちらもおすすめ。ともに価格が3万円前後というのも嬉しいです。

オールデンのようにガッチリとしたローファーではなく、あくまでカジュアルに履くタイプです。


K.T.ルイストンのローファー
ソックにはブランド名と、控えめにMADE IN U.S.A.の刻印が入る。K.T.ルイストン UNLINED PENNY LOAFER。価格2万6775円。問ラコタハウス。
合わせる服もチノパンにオックスフォードのBDシャツ、シェットランドのセーターという感じで、スーツはもちろんジャケットスタイルにも不向き。

ただし夏のシアサッカーコードレーンには似合います。

こういうカジュアルローファーって現在ほとんどないから嬉しいですね。しかもアメリカ製! 久しぶりに映画「アニマルハウス」を見たくなりました。


商品のお問い合わせ先は、
ラコタハウス
東京都港区南青山 6-12-14 NOA南青山1F
TEL 03-5778-2010
営業時間 12:00~20:00
定休日 水曜日(祝日除く)
http://www.lakota.co.jp/
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