バルセロナの厳選、スペイン料理レストラン

帆立のタルタルを海老のカルパッチョで巻いた料理

帆立のタルタルを鮪のカルパッチョで巻いた料理。モダン料理の例

犬も歩けば飲食店に当たる!と言えるほど、バルやレストランが星の数ほどあるバルセロナ。しかも味のレベルの高さはスペイン中でピカ一。適当に入った店でもおいしく食べられる確率は高いのですが、せっかくなら現地でも評判のいいお店で食べてほしいです。皆さんが計画を立てるときのお役に立てればと、ガイドお気に入りの「スペイン料理が食べられるお店」をあげてみます。

バルセロナではレストラン、バルだけでなく、最近は食事ができる洒落たカフェも増えました。どこで食べるかは、あなた次第! スペイン人のようにしっかりゆったり食事を楽しみたいなら、やはり店の雰囲気などにもこだわりのある少し値段が張るレストランへ。もっと気楽にカジュアル志向でしたら、お昼時間にはランチメニューのあるような庶民的なレストランへ。食事にあまり時間をかけたくないけれどスペインっぽい料理が食べたいときはバルへ。あまりお腹は空いていないけれど、休憩がてら軽く食べたいときは、雰囲気のいいカフェへどうぞ。

バルセロナ料理とは

おいしい食事は楽しい旅のキーポイント

おいしい食事は楽しい旅のキーポイント

コスモポリタンな町バルセロナでは、今や世界各国、スペイン各地の様々な料理を味わうことができます。「スペイン料理」に限って、料理の種類を分けると大きく2つ。伝統料理かモダン料理でカテゴライズできます。伝統料理は、さらに魚介料理専門の店と魚、肉どちらもある店とに分けることができます。伝統、モダンいずれにしても、魚介をうまく取り入れた料理があるのが、バルセロナを中心とするカタルーニャ地方の料理の特徴。他の地方のスペイン料理にはあまりない、海の幸と山の幸をミックスした料理も珍しくありません。モダン料理は国際都市バルセロナらしく、他国の影響を受けたフュージョン料理が目立ちます。

バルセロナのレストラン、営業時間や服装の注意点

こんなエレガントなテーブル席のあるレストランもあれば立ち飲みバルもある

こんなエレガントなテーブル席のあるレストランもあれば立ち飲みバルもある

バルセロナで食事をとる際に気をつけたいのはオープン時間。大抵のレストランは昼は13時、夜は20時が開店時間と日本に比べ少し遅めのスタート。近年はランチタイムから通しで夜中までオープンしているお店もありますが、夕方16時ごろ~20時ごろは、通常よりもライトなメニューしかないお店もあるので、要確認です。

服装に関しては、ミシュランクラスのレストランでもドレスやスーツなどを着なくても、きれいめカジュアルで十分。一点気をつけたいのは宿泊先のホテルのレストランへ行く場合です。いくら、食べたらすぐ部屋で寝るつもりでも、部屋着のままレストランへ行くことだけは避けましょう。入店を断られることもあります。

バルセロナのレストラン1 クアトラ・アン・シンク

フェンネルサラダ

フェンネルのサラダ。りんごのシャーベットや山羊のチーズなどが加わる

旅行中の外食で野菜不足が気になるという声をよく聞きます。バルセロナではエスカリバーダというなす、赤ピーマン、玉ねぎをオーブンで焼いたものやエスケイシャーダという鱈入りのサラダなどが食べられますが、それ以外で野菜料理というとグリーンサラダなどあまり選択肢はないかもしれません。
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ナチュラルは木製の家具が心地よい。壁には野菜の植木がいっぱい

2016年1月にオープンした「クアトラ・アン・シンク」は、旬の野菜がコンセプトのバル・レストラン。定番のスペイン料理レストランでもベジタリアンレストランでもなく、スープやタレに肉や魚が使われていたり、乳製品のチーズやナッツ類などいろんな食材が組み合わされ、お馴染みの野菜を異なる料理に仕上げるという、ユニークで楽しい野菜料理の店なのです。しかも野菜は全て地元の農家から直送されるオーガニックのもの。

 

キン

繊細且つユニークな料理で驚かせるコルシェフ

シェフは2014年に閉店してしまった「コメルス24」という革新的な料理で人気を集めたレストランなどで長年働いたキン・コル氏。まだスペインには見られないスタイルのこのレストラン開店にあたり、オーナーともどもカナダのモントリオールに行き、経験を積んだそうです。

 
店内は縦に長い構造で入り口を入るとカウンター、その後ろに二人用のテーブル席が数席あります。その奥に10席ほどのテーブル席があります。壁には畑のプロが手掛けたプランターがあり、季節の野菜が植えられており、まるで畑の中で食事をしているような雰囲気。テーブル席の奥に厨房があり、厨房の奥にはなんとまさに畑の中のようなプランターに囲まれたプライベートルームがあります。
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アンティチョークの炭火焼、トリュフがけ

旬の料理の店なので、季節ごとに全料理が変わります。冬の料理は大根などの根菜類、セロリ、ウイキョウ、カリフラワーなどあり、トリュフやフォアグラとのコンビネーションが楽しめます。

ワインも自然の原理に基づいて栽培されたぶどうで作られるバイオダイナミックのものがメイン。

楽しくお洒落、健康的に野菜を楽しめるお店です。こってりしたスペイン料理に胃が疲れたら、是非行ってみてください。

<DATA>
4 amb 5(クアトラ・アン・シンク)
住所:Rambla Raval 45,Barcelona
TEL:(34) 93 681 5093
定休日:月、火曜
営業時間:13:00~16:30、20:00~23:30
アクセス:L3 Liceu 徒歩8分

バルセロナのレストラン2 1881 ペル・サガルディ

パエリャ

他にもシーフードの殻が全部剥いてあるアロス・セニョレッなどがある

バルセロナが得意とするスペイン料理はやはりシーフード。シーフードレストランは多々あり、特にビーチ近くの地下鉄バルセロネタ駅周辺に集まっています。メイン通りにはずらりと連なっているので、どこに入ればいいのか分からない……ということも。そこでおすすめしたいのは、定番のシーフードスパニッシュながら、ちょっと穴場のレストラン「1881ペル・サガルディ」。

テラス

博物館見学者も多く訪れる秘かな絶景スポットのテラス

バルセロネタ駅近くのヨットハーバーの向かいに建つカタルーニャ歴史博物館内にあります。博物館は昔海洋倉庫だった建物をリニューアルした建築物で、外観とともに内観も一見の価値あり。店名の1881は、1881年に海洋倉庫建築のプロジェクトが開始したからだそうです。レストランはこの博物館内の4階にあります。嬉しいのは、1階部分に連なるレストランと異なり、大きなテラスからバルセロナのビーチ近辺からモンジュイックの丘などが見渡せること。このテラスは、バルセロナ市内のちょっとした絶景スポットとして知る人ぞ知る場所なのです。

このレストランの特徴は、魚やシーフードをバルセロナの魚卸市場で毎日買いつけるため、いつもメニュー外のおすすめ料理があること。店内に炭火焼の設備があり、新鮮な魚をさっと焼いたものが、メニュー外のおすすめ料理。

メニューでのおすすめ料理は、シーフードパエリャ。レストランの料理は、景色が見渡せるテラス席では食べられないのですが、食事後のコーヒーなどはゆっくりとテラスで楽しむことができます。シーフードパエリャは二人前からで一人24ユーロ。Arroz Marineroと記述されています。

メインのパエリャの前には、Pescadito fritos(ぺスカディートス・フリートス)と呼ばれる、小魚のフライなどがおすすめ。レストランの目と鼻の先にある卸市場から仕入れた新鮮なものです。料理は焼く50種類もあり、定番のシーフード料理は大抵揃っている点も魅力です。

<DATA>
1881 Per Sagardi(ミル・オチョシエントス・オチェンタ・イ・ウノ・ペル・サガルディ)
住所:Plaça Pau Vila 3 Barcelona
TEL:(34) 93 2210 050
定休日:なし
営業時間:13:00~24?00(テラスは5~9月10:00~2:00、10~4月10:00~24:30)
アクセス:L4 Barceloneta 徒歩3分

バルセロナのレストラン3 ペティ・コミテ

カタルーニャ州の伝統料理干し鱈のサラダ、エスケイシャーダ

カタルーニャ州の伝統料理干し鱈のサラダ、エスケイシャーダ

「ペティ・コミテ」は、ミシュラン1つ星レストラン「カン・ジュバニ」のシェフ、ナンドゥ・ジュバニ氏がプロデュースする店。いわゆる、伝統的な家で、客人を招いたときに出されるような豪華家庭料理がコンセプト。しっかり手の込んだ料理とは裏腹に、店の雰囲気は超モダン! 流行のオープンキッチン、ドリンクを保存・サービスするテーブルを囲むようなカウンター席に中庭風のテラス席もあります。

このお店はスペイン料理というよりは、地元のカタルーニャの料理がベースです。シーフードあり、肉あり、野菜やキノコもあります。どれもシェフのオリジナリティ溢れるきれいな料理ばかり。旬の料理のメニューもあるので、ウェイターさんにおすすめを聞いてみてはどうでしょうか?

場所はブティックが並ぶパセジ・デ・グラシアから横に入る小道にあります。観光やショッピングと合わせて行きやすい場所です。

<DATA>
Peti Comité(ぺティ・コミテ)
住所:Passatge de la concepció 13
TEL:(34)93 633 7627
営業時間:13:00~16:00、19:30~23:00
アクセス:L3 L5 Diagonal 徒歩5分


バルセロナの庶民的なレストラン4 マリナ・ベイ

海を目の前に食べる魚貝パエリャは最高

海を目の前に食べる魚貝パエリャは最高

バルセロナといえば青い空、太陽、海! 海岸を眺めながらカバで乾杯し、魚介類を堪能するならマリナ・ベイへ。ホテルアーツやカジノも近くにある、バルセロナで最もメジャーなビア・オリンピカのビーチ前に位置しています。店は2階建てで、テラスも1、2階両方にある大規模なお店。地元の人だけでなく観光客も多く訪れるので、英語も通じやすいと言えます。魚貝のパエリアや蒸したムール貝がおすすめ。スペインにしては早めのランチタイムから、夜中までずっとオープンしているのも魅力。

<DATA>
Marina Bay(マリナ・ベイ)
住所:Calle de la Marina 19-21
TEL:(34) 93 221 1514
営業時間:12:00~1:00
アクセス:L4 Via Olimpica 徒歩8分

バルセロナの庶民的なレストラン5 シャティバ

家庭的な米料理の種類が豊富なシャティバ

家庭的な米料理の種類が豊富なシャティバ

スペイン料理といえばパエリア。シャティバのオーナーは、米の産地バレンシア出身ということだけあり、米料理が売りのお店です。系列のお店をバルセロナ市内に数店舗構えますが、おすすめは庶民的で歴史ある地区、グラシア店。ここに来れば、「えー、スペインのご飯ってパエリアだけじゃなかったんだ!」とびっくりするはず。なんと全28種もの米料理が揃うのです。ガイドのおすすめは、アロス・マル・イ・モンターニャ。豪華、海と山の幸のパエリャ!お肉とシーフード両方たっぷり入っています。

<DATA>
Xátiva(シャティバ)
住所:Torrent d´en vidalet 26
TEL:(34) 93 284 8502
営業時間:13:00~16:00 19:30~24:00(週末、祝日は13:00~24?00)
定休日:なし
アクセス:L4 Joanic 徒歩7分

バルセロナに来たからには行って欲しいバル情報はこちら>>>現地ガイドが厳選!バルセロナのおすすめバル7店

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