【対策その1】
帰宅したら早めに入浴、リラックス
帰宅後にサッと入浴、しっかりシャンプーすれば気分もリフレッシュできて頭皮、髪の毛に好影響が! |
家の中に入った後は、できるだけ早めにシャワー、入浴して、髪の毛をきちんと洗うことをおすすめします。頭髪に付着した花粉はもちろん、頭皮の皮脂汚れの原因になる小さなゴミ、ホコリをしっかり落とすことができます。
また、シャワーを浴び、入浴することでリラックスでき、ストレスを溜め込まない生活サイクルが生まれることにも期待できます。ストレスフリーの生活は、抜け毛・薄毛予防にも効果的ですからね。
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【対策その2】
ミント系ガムを噛んで
鼻づまり予防、頭皮の血行促進も
花粉症の代表的な症状、鼻水、鼻づまりが引き起こすイライラは髪の毛の健康に悪影響を与えます |
まず、ガムを咀嚼することで、体温や心拍数、血圧が上昇し、鼻粘膜の血行が促進されて鼻づまりの改善につながります。さらに、ミントが鼻の粘膜に作用して鼻の通りがさらに良くなることに期待できるのです。鼻が詰まっている時にミント系のチューブ歯磨きで歯を磨くと、スッと鼻の通りが良くなることがありますよね。あれと同じです。
鼻づまりからくるイライラが少なくなれば、ひいてはストレスも軽減され、薄毛予防にも効果的。しかも、咀嚼の血行改善効果は鼻だけでなく頭皮にももたらされます。当然、頭皮、髪の毛の健康に良い影響を与えますね。
【対策その3】
ビタミン系食材をたくさん食べて
粘膜や頭皮のアレルギーを予防
野菜を使った料理をつくるのが面倒な人は、野菜ジュースを。手軽に摂取できます |
記事1p冒頭でご説明したとおり、頭皮にも同じような症状が起きると、髪の毛の健康を害し、抜け毛・薄毛予防を妨げることになりかねません。
そうした事態を予防するために効果的なのが、普段からビタミンが豊富に含まれた食材を食べること。おすすめは、ほうれんそう、にんじん、かぼちゃなどの緑黄色野菜です。緑黄色野菜には、髪自体の健康を促進させる働きがあるビタミンAに変化する、βカロテンが多く含まれているのです。
緑黄色に限らず、他の野菜や果物も積極的に食べるようにすればさらにベターでしょう。髪の毛をつくるためにタンパク質を合成するビタミンC、新陳代謝を正常に保つビタミンB群も摂ることができます。
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花粉症と薄毛、それぞれの対策に共通する3つのポイント、お分かりいただけたでしょうか。花粉症に悩んでいる方、かかっていない方、いずれにせよ抜け毛・薄毛が気になる方は、ぜひ、今回の記事を参考にしてください。
なお、花粉症にかかっていて、なおかつ薄毛治療のプロペシアを服用している、あるいはリアップなどミノキシジル配合の発毛薬を使っている方は、花粉症用の内服薬と併せて服用しても大丈夫なのか、きちんと医師に確認するのをお忘れなく。