カラーリングの種類によって
異なるダメージの内容を知ろう
シャンプーするような感覚で手軽に髪の毛を染められるカラーリング剤も増えています |
前ページで紹介したヘアカラー、ヘアマニキュアも含めて、カラーリングの種類・特徴をまとめてみます。
ヘアブリーチ…明るい色にしたい場合に向いているが、髪や頭皮の傷みも進行してしまう。あまりおすすめできない。
ヘアカラー…黒髪に加えて白髪も明るく染まり、色持ちするが、髪が傷みやすい。
ヘアマニキュア…ヘアカラーよりもダメージは少ないが、色落ちはやや早い。
ヘアマスカラ…白髪染めなどに有効。女性がまつげにマスカラを塗るような感覚で気軽にできるが、シャンプーで落ちてしまう。
ヘナ(天然素材)…髪、頭皮に優しく、髪の毛にハリ、コシが出る。天然素材なので発色具合に個人差があることも。
いかがでしょう。上から下に移るにしたがって、髪の毛や頭皮への影響は低くなっていきます。ともあれ、
●どのような色合い、質感の染め上がりを望むか
●髪、頭皮への影響はどのくらいか
この2つのバランスを検討してから、挑戦してください。
ヘアサロン、美容室…
まずはプロに相談してみよう
ドライヤーを使う場合、高温は禁物です |
そのために必要な日常のケアは次のとおりです。
シャンプー・トリートメント…シャンプーはタンパク質を多く含んだタイプがおすすめ。トリートメントもお忘れなく。
ドライヤー…濡れた状態の髪の毛はキューティクルが剥げやすい状態。しっかり乾かさなくてはなりませんが、とはいえ高温高速ではなく、低音でゆっくり時間をかけて使うこと。できればドライヤーは使わず、自然乾燥させるのが望ましい。
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薬局、ホームセンターなどでカラーリング剤を買えば、特別な技術なしに、誰でも髪の毛を染めることはできます。しかし、本来カラーリングはプロの美容師にとっても難しい技術。まして薄毛の方となると、大切な髪の毛、頭皮を守るために細心の注意が必要になります。
イイ感じの茶髪になっても、抜け毛が進行してしまっては本末転倒。お金はかかってしまいますが、できれば、ヘアサロン、美容室などで相談したうえでカラーリングしてもらうことをおすすめしたいところです。