5ヶ月って何の数字?
髪にまつわるマニアック数字編
美容室には美容室、床屋には床屋の魅力があります。 |
床屋さんの平均的な総合調髪料金。
これは床屋さんの団体(全国理容生活衛生同業組合)が行った調査による、平均的な総合調髪の料金(2008年4月発表)で、その30年前の1978年の調査では、1,433円でした。
◎5ヶ月
胎児に髪の毛が生えてくる時期。
諸説ありますが、妊娠してから5ヶ月、16~19週ぐらいになると、胎児に髪の毛が生えてくるといわれています。
◎5トン
髪の毛全部を一遍に引き抜くのに必要な力。
1本の髪の毛を引っ張り、抜くのに必要な力は50~80グラムといわれています。10万本ともいわれるすべての髪の毛を1度に抜き去るためには、低く見積もっても5トンの力が必要になるというわけです。
ミリ単位で刈ることができるため、最近ではオシャレな坊主頭も増えました。 |
坊主頭の代名詞、5分刈りの長さ。
1分は3mmなので、5分刈りは、その5倍の1.5cmになるわけです。ちなみに5厘は1.5mmになります。最近、床屋さんによっては「○分刈りでお願いします」とリクエストしても、「ウチはミリ単位でオーダーしているので、何ミリかおっしゃってください」といわれてしまったりするようですから、坊主派のアナタは、あらかじめ心得ておくのがベターです。
◎23.5mm
10円ハゲの直径。
といっても、10円ハゲの明確な定義があるわけではないので、この数字はあくまでも、10円硬貨の大きさ(直径)です。「10円ハゲができちゃった」という前に、本当にそうなのか、はかっておきましょう。ちなみに、1円硬貨の大きさは20mm。でも「1円ハゲ」というのは、あまり耳慣れない表現ですよね。
◎PH5
髪の毛のPH(ペーハー)バランス。
およそ4.5~5.5の弱酸性が、安定した髪の毛のPHバランスです。夏の強い紫外線や乾燥によって水分と栄養分を失ってしまうと、PHバランスが崩れアルカリ性に傾き、パサつきの原因になります。石けんシャンプー(アルカリ性)を使った後、クエン酸(酸性)のリンスを用いるのは、弱酸性に戻すためなのです。
以上、髪の毛にまつわる数字をまとめてみました。いかがだったでしょうか? 数字を並べてみると、思いもよらない発見があったりするものです。みなさんの今後のヘアケアのご参考になれば幸いです。
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