文章 : 佐藤 明男(All About「男のヘアケア」前ガイド)
「ボクは薄毛でおまけに猫っ毛。リンスなんて使ったらサラサラどころかヘニャヘニャのヘアになりそう」とお嘆きのアナタ! 気持ちはわかりますが、ハッキリいって間違っています。薄毛でも、猫っ毛でも、リンスは必要なのですよ。リンスって何?
毎日お世話になるリンスについて、よく知っていますか? |
トリートメント、ヘアパックは、さらに毛髪の内部に成分を浸透させ、毛髪に油分や水分、タンパク質を補うもの。髪にツヤやハリを与え、しなやかにします。リンスと違い、10分程度時間をおいて成分を浸透させると効果的です。ヘアパックやトリートメントは、油分やタンパク質の一種・ケラチン等を補給するもの。髪につけて間を置かずすすぐリンスとコンディショナー(以後、リンスに統一)に対して、塗布後しばらく浸透させる時間を必要とするタイプが主流です。シャンプーと対で使用するリンスと異なり、毎回使用することはありません。
リンスを使わないと……
枝毛やパサつきが気になったら、リンスについても見直しを! |
このように、主にキューティクルを保護して、髪本来の健康を維持するのがリンスの役目。薄毛や猫っ毛をさらに悪化させないように踏みとどまらせるものとお考えください。そのうえで、食事や生活を見直すことが薄毛対策に結びつくのです。
次は、リンスの使い方について説明します