髪の毛を生やす大豆?

それぞれの分野で力を尽くす医学者、科学者の活躍に期待!
なにかと問題となる遺伝子組み替え技術ですが、そのテクノロジーを活用することで、「育毛や脱毛防止を可能にする大豆」登場の可能性も出てきました。

これは、京都大学教授のグループが明らかにしたもの。同グループは、鶏卵の白身に含まれる卵白アルブミンを構成するアミノ酸化合物の中から、血管を広げて血圧を下げる作用を持つ「オボキニン」という成分を発見。その遺伝子を置き換え改良することで、オボキニンのおよそ100倍もの血圧降下作用を発揮する「ノボキニン」を人工的に合成しました。

さらに同グループは、この物質を含む大豆を開発することに成功。抗圧効果が頭皮の毛細血管の活性化を促進することから「安全性が確認できれば、この大豆を食べることで育毛や脱毛防止が可能になる」とコメントしています。

髪の毛を太くするという「EM飲料」ってナニ?

EM飲料のEMとは、「Effective Micro-orgenisms」(有用微生物群)のこと。人間の生命活動を活性化させたり、有害物を無毒化する80種類の有用菌を自然界から集め、特殊な培養液の中で共存させているもので、琉球大学農学部教授のグループによって開発されました。
EM飲料は、そのEMが創り出した有効成分エキスを抽出し、飲料水にしたものです。

このEM飲料を飲みはじめて髪の毛が黒く太くなった──という報告が少なくありません。髪の毛は、毛母細胞でつくられます。当然その機能が低下すると、薄毛となるわけですが、EM飲料の作用で毛母細胞も活性化され、機能が甦るからだと考えられています。

このように体内に摂取するものは、髪の毛にはとても大切な役目を果たします。これは特別な食品の場合だけではなく、普段の食生活が大きく影響してくるのです。

頭皮により浸透させるための技術革新とは?

成分がどんどん頭皮に吸い込まれていくナノ(10億分の1)の技術。
頭皮に直接ふりかける育毛剤に関するテクノロジーの進化にも、目を見張るものがあります。その成分に関しては各社が研究を重ね、商品にそれぞれのメリットを持たせています。しかしそれだけではなく、その成分をより頭皮に浸透しやすくするための技術が確立・進化しているのです。

その一つが、有効成分をDNAレベルにまで小さくした、ナノ技術。毛穴はもちろん、頭皮全体から広く浸透させ、しっかりと毛根部分に行き渡らせるための技術です。DNAレベルというと、「手につけて、少しこすっただけで無くなってしまう」というイメージ。実際に触ってみると、吸収される素早さが実感できます。

いかがでしたか、最新技術とハゲ防止の関係。これらはほんの一例ですが、ヘアケアに関する技術は驚くほどのスピードで進化しています。今日の悩みが、明日にはもう解決しているかも。今後も、ヘアケア最前線に関してレポートしていきますので、お楽しみに!

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