マジメなインテリアと挑発的なスタイリング
約20年ぶりに復活した、3世代目となるVWシロッコ。日本には1.4リッター直噴ツインチャージャーエンジンを搭載したTSI(392万円)と2リッター直噴ターボの2.0TSI(447万円)が導入される |
全長4255×全幅1810×全高1420mmとロー&ワイドなスタイルをもつ |
VWにしてはと言うと失礼かもしれないが、挑戦的なスタイリングだ。低く構えた厳ついフロントマスク。VWエンブレムはグリルにはなくフード上にある。薄いサイドグラスエリア、のびやかなルーフ、そして真後ろからみると凸状に広がったリアフェンダーなど、みどころは多い。
パドルシフトやオーディオスイッチが付いたマルチファンクションステアリング、HDDナビ(RNS510)などが標準とされた。メーターはゴルフと同様にホワイトイルミネーションを採用 |
反対に、インテリアは大人しめ、というかVW流。シンプルで機能的、誰もがすぐに慣れ親しめるデザインだ。エクステリアと同様に、もっとぶっ飛んでいてもいいような気もしたが、そこは運転にマジメなVW。ドライブ優先のインテリアとした、と言えそう。
乗り味については次ページで