高い実用性とスポーティな演出
インテリアは、インパネがゴルフではなくイオスと共通で、ゴルフに比べるとヒップポイントが低く、サイドサポートが強めのシートが備わるので、居心地はだいぶシロッコのほうがスポーティな感覚となります。
シロッコは、ゴルフのスキンチェンジにとどまらないクルマ。極めてオーソドックスなまとまりを見せるゴルフに対し、ゴルフに通じる実用性を持たせながら、各部にスポーティな「演出」を与えたクルマといえるでしょう。見た目から感じた期待を裏切ることのない魅力を十分に身に着けたクルマだと思います。
ところで、ゴルフの場合は、トータルバランスに優れるベーシックなコンフォートラインを推したいところですが、シロッコでは、価格はだいぶ高くなりますが、よりスペシャルな雰囲気を味わわせてくれる2.0TSIのほうをオススメしたいと思います。