東京モーターショー2009はレクサスLFAに注目!!

 レクサスLFA
いよいよヴェールを脱いだ和製スーパースポーツ、レクサスLFA。今回のショーではその実車もさることながら、各部品メーカーの展示の中に見られるパーツ類にも注目してほしい
二年に一度の国内最大の自動車ショー、東京モーターショーが今年も幕張メッセで開幕しました。今回は海外メーカーのほとんどが出展を見合わせるなど、なかなか厳しい状況ではありますが、その分国産メーカーの頑張りが見所です。中でもトヨタは、話題のFRスポーツ『FT-86』やハイブリッドの新作など、注目のモデルを取りそろえてきましたが、何よりもかねてから開発情報が漏れ聞こえてきた、トヨタ初のスーパーカー『レクサスLFA』の市販モデルがいよいよ発表されました。

前回の東京モーターショーでは、ニッサンGT-Rのデビューで大いに盛り上がりましたが、LFAはGT-Rほどの知名度はないものの、性能ではGT-Rに匹敵するほどのスーパーなマシンだけに、その出来栄えには世界中から注目が集まっています。GT-Rを超える560psを発揮するエンジンや3750万円という破格のプライスなど、これまでの国産車の常識を覆すLFAの驚愕のメカニズムとはいかなるものでしょうか? 

 LFAリア
レクサス・ブースの一番奥にたたずむ白いボディのLFAは、圧倒的な存在感を放っていた
実はその答えは、今回のモーターショー会場のあちこちで見ることができます。LFAの詳細なスペックや性能などについては、これからおいおい専門誌などで紹介されると思いますので、ここでは東京モーターショーだけでしか見ることができないLFAのメカニズムの秘密を探るための見どころを紹介したいと思います。

注目の4.8リッターV10エンジンは、ヤマハとの共同開発

V10エンジン
レース仕様の先行開発車とともにヤマハ・ブースにプロトタイプのV10エンジンが展示される
まず注目されるのは、新開発の4.8リッターV10エンジンですが、その雄姿はバイクでお馴染みのヤマハのブースで見ることができます。なぜヤマハのブースにトヨタのエンジンが? と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、実はヤマハはこれまでにもトヨタのエンジン開発に携わってきたという経緯があります。トヨタ・ファンには有名な話ですが、両社の提携はかの2000GTにまで遡るものですから、かなり古くからの関係です。

レース仕様車
トヨタでは、LFAの発売に先立ってニュルブルクリンク24時間耐久レースで実戦テストを行ってきた
レクサスでは、IS-Fに搭載される5.0リッターV8エンジンも、ヤマハと共同で開発が行われましたが、LFAに搭載される1LR-GUEエンジンでも、そのノウハウが注ぎ込まれているのです。今回のショーで展示されているのは、ドイツのニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦したプロトタイプ用に生産された試作エンジンのため、市販車用エンジンというよりもレーシングエンジンに近いものと言えますが、その片鱗は十分に窺い知ることができます。

次ページでは、さらに注目の見どころを紹介します