カーメンテナンス/車の洗車・室内清掃

色あせたバンパーを新車時の黒さに!塗装方法を紹介

ちょっと古めのモデルやSUVなどに使われている無塗装の黒いバンパーや樹脂バーツは、日が経つにつれて色あせて白っぽくなってしまいます。今回は、そんな色あせを手軽に解消できるアイテムを紹介します。

執筆者:宮島 小次郎


黒い樹脂製のバンパーやパーツを塗装

フォーエバーブラック
夜の通販番組にでも出てきそうなちょっと怪しげなアイテムが今回紹介するフォーエバーブラックだ
新車時はキリッと締まった黒い樹脂製のバンパーやフェンダーアーチも、経年劣化や紫外線の影響などによって、だんだんと白っぽく色あせてきてしまいます。そうなるとクルマ全体も古臭く見えてしまうだけに、オーナーとしては気になる部分ではないでしょうか。

そんな黒い樹脂パーツを黒々とリフレッシュできるアイテムとして、おススメなのが「Forever BLACK(フォーエバーブラック)」です。アメリカ製のこのアイテムは、黒っぽい液体をバンパーに塗り込むことで、黒さを復活させるという何とも分かりやすい製品です。塗り込むとはいっても塗料のように本当に黒く塗るのではなく、どちらかというと染めるという感覚に近いかもしれません。

簡単な作業で新車時のような黒さに!?

作業要領1
バンパーのような広い面積を塗る場合は付属のスポンジで、細部は筆などを使うといいだろう
使い方もいたって簡単で、まず使用部分を洗って汚れなどを落としてから、表面を脱脂します(製品のキットによっては、クリーニング剤もセットされているものもあります)。製品にはボトルキャップの先端に塗り込み用のスポンジがセットされており、後は靴墨のようにバンパーに塗り込むだけというものです。

ただ、このスポンジがちょっと曲者で溶剤の量を調節するのが難しかったり、連続して使うと泡立ってきたりと、少し慣れが必要です。また、バンパーのように広い面積を塗る場合は、ムラにならないようなるべく均一に塗布した方がきれいに仕上がるようです。

作業要領2
きれいに仕上げるためには、処理する部分の周辺をマスキングしておく方法がおススメ
ですが、このフォーエバーブラックは、そういった細かいことをあまり気にせず、大雑把に塗り込んでゆくだけでも、十分に効果的です。このイージーさも、いかにもアメリカ的です。ちょっとぐらいはみ出してしまっても、すぐにウェスなどで拭き取れば、落ちますから(淡色系ボディは注意が必要です)、塗料と違って初心者にも作業しやすい製品だと思います。

気になる効果は次ページで!
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