エアコンフィルターは一年に一度は交換したい

スギ花粉
花粉症を抑えるには、花粉に接触しないのが一番ですが、止むを得ず花粉の多い場所に行かなければならないときはどんな対策をすべきでしょうか
花粉症の人にとっては、嫌な季節がやってきました。かく言う私も20年来の花粉症です。こんな時期はクルマの中くらいは、花粉を抑えて快適に過ごしたいものです。そこで、今回の記事では車内の花粉対策について、取り上げてみたいと思います。

車内の花粉対策として最も効果的なのが、クルマの中に花粉を取り込まないことです。その有効な手段として、よく聞かれるのがエアコンフィルターの活用です。エアコンフィルターとは、文字通りエアコンを作動させた時に取り込む外気に含まれるダストや花粉などを取り除く働きをするフィルターです。最近のクルマでは、多くのモデルで標準装着されています。

家庭用のエアコンでも、フィルターは装着されていますから、エアコンの掃除をしたことがある人でしたら、その汚れっぷりはご存じのはずです。ましてや、外を走るクルマでは、フィルターの汚れ方は想像以上です。そのため、花粉うんぬん以前にエアコンフィルターは一年に一度は交換してほしいものです。

ただ、花粉を除去する効果から考えると、もともとフィルターが装着されているクルマで、新品のフィルターに交換したからといって、劇的に花粉除去性能が向上するとは思えません。そのため、このフィルター交換はゴミが溜まって汚れたフィルターを新しくする作業と考えた方がいいかもしれません。

エアコンフィルター
エアコンフィルターは外気導入口の奥など、車外の空気を取り入れる通路に設置されている
ところで、最新のモデルでも一部のグレードでは、エアコンのフィルターがもともと装着されていないものもあるようです。他のグレードには、フィルターが装着されているのなら、フィルターなしのモデルにも小加工でフィルターを取り付けられる可能性は高いので、まずは自分のクルマにエアコンフィルターが装着されているか確認してみてください。

どこに装着されているか分からない場合は、取り扱い説明書を読み返してみたり、自動車ディーラーに問い合わせてみるのも手です。国産車では、グローブボックスの裏やインパネの奥に、ヨーロッパ車などではボンネット後端の外気導入口の中に装着されていることが多いようです。

もし、現在装着されていないとしても、同じモデルで装着されているグレードがあれば、それを活用してフィルターを新たに装着できる可能性は高いでしょう。また、年式が古めのモデルで、もともとフィルターが装着されていないモデルでも、他車種用のフィルターや家庭用エアコンのフィルターを流用すれば、工夫次第でフィルターを装着することができるかもしれません。

次ページではより積極的に花粉を除去する方法を紹介します