DIYガスチャージにチャレンジ!
エアコンのガスチャージは、天気が良くなるべく気温の高い日に行う方がいいでしょう |
ただし、これまでにもさんざん指摘して(脅かして?)きましたように、素人が勘だけでガスチャージを行うことはガス漏れ以上のトラブルを誘発しかねません。また、高圧のガスを扱う作業には危険も伴いますので、DIYで作業を行う場合はくれぐれもご注意ください。
そしてもうひとつ憶えておいていただきたいのが、ガス漏れを放置したまま、ガスチャージだけを行うことは、有害なフロンガスを大気に放出させること、すなわち環境破壊につながる行為だということです。そのため、もし経済的な事情などからガス漏れの修理を行わずにガスチャージを行わなければならない場合には、環境への影響がないハイドロカーボン系のガスを使用することをお勧めします。
ハイドロカーボン系ガスを使用する場合は、ガスの種類によって使用量が異なるので注意が必要です |
自動車用エアコンに使用できるものとしては、COLD12やエアークーリングなどの製品がリリースされていますので、ご自分でガスを入手する場合やガスチャージを依頼する場合には、そうした製品を選択することで環境破壊を防ぐことができます。
次ページではガスチャージに必要な工具を紹介します